天空の蜂のレビュー・感想・評価
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ずっと続く緊迫感!
映画を見始めた時に、傑作だと思った作品。もう一度、見返してみたら、やっぱり面白かった。まあ、傑作とまではいかないけど 笑
冒頭のビッグBが盗まれてから緊迫感のある展開がずっと続いて、展開も二転三転して先の読めないストーリーでした。特に、自衛隊の高彦君救出シーンや、ビッグB墜落のシーンは、緊迫感マックスで目が離せませんでした。
キャストの方々も、本木雅弘さんもモチロンカッコよかったけど、江口洋介さんの演技力が光ってた。拳銃を扱うときの腰の引けた感じとか、現場を知らない技術屋感がうまく表現できていた。
手塚とおるさん付きの女性刑事の方だけ、段違いにヘタクソでしたね 笑
ストーリー展開上仕方ないけど、高彦君なんで飛び降りなかったのか・・。恐怖を感じるほど高くなかったし、お父さんが信じれなかった?あの状況でそういう発想になる?あのシーンでの高彦君の心理描写がないから、なんかずっと引っかかったままストーリーが進んでしまった。
あと主要人物にもかかわらず、雑賀勲と赤嶺淳子のバックグラウンドを描いたシーンがほとんどなかったからこの2人に感情移入できなかったのが残念でした。
311に便乗しただけの映画!!
311後の便乗商売という感じで、原発問題とエンターテイメントを織り混ぜるのは無理があり、失敗していると思います。一応最後まで観ましたが、眉間にシワを寄せるしかなく、どう楽しんで良いのか分からない映画でした。江口洋介が主役なのも、魅力がありません。
前半が面白かっただけに、後半が、、、。
ある重工会社が自衛隊用に新型ヘリコプター「ビッグB」を開発したが、あっさり乗っ取られて「原子力発電所に落とすぞ」と国が脅迫されるお話。
過去「ホワイトアウト」や「藁の盾」の様に予告だけ大きく煽り、中はタラタラした展開かと序盤は大した期待してなかった。
さて、中身は?というと原発ネタや子供ネタもあってか、子供救出までの前半は面白かった。
その後は、、、上記二作品の様にタラタラした展開。
う〜ん、しかも長い!
俳優の皆さんの演技は無難でしたし、國村隼人演じる中塚はどうみても亡き東京電力吉田所長のパクリだろ?と思わせる所もありました。
ラストの攻防はあり得ません状態でしたが面白かったです。
やはり後半がタラタラしなければ!
必ず守り抜く!
DVDで鑑賞。
原作は既読です。
映画化されると知った時、歓喜すると共にどうするんだろうと思いました。原作では超大型ヘリコプター「ビッグB」の技術的な説明や原発の機能が詳細に記されており、その情報量たるや膨大なものでした。それをどう分かり易く映像化し観客に提示するのだろうか?そもそもすごいスケールの物語を日本映画の予算内で表現出来るのだろうか?
東日本大震災での原発事故を経験した今、もはやフィクションとは言い切れない現実的な脅威をこのタイミングで描くと云う挑戦に、製作者たちの強い意気込みを感じました。
情熱の賜物か、予想を上回るクォリティーのクライシス・サスペンスが誕生しました。劇場で観れなかったことを後悔しました。当初の心配はどれも杞憂だったのです。
ビッグB開発責任者・湯原(江口洋介)と原発の設計者・三島(本木雅弘)。ふたりのエンジニアを主人公に、前代未聞の危機に立ち向かう熱い物語が展開されました。技術者同士の情熱とプライドがぶつかる様は人間的な迫力があって圧巻。
ヘリに取り残された子供は湯原の息子と云うわけで、王道な親子の物語も描かれており、涙腺を刺激されました。これは原作には無かった要素だと思います。技術者の矜持と父親の気持ちを胸に奮闘する湯原。決死の活躍に胸が熱くなりました。
CGを多用したクライマックスは興奮必至。原発上空にホバリングするヘリコプターからの決死の救出劇がとにかくスリリングで、手に汗握りました。「電波よ、届けーーーっっっ!」とテレビ画面に向かって叫んでました。映画館だときっと堪えるのに必死になっていたことでしょう。
これぞまさにエンターテインメントだな、と…。東野圭吾原作なだけあって、あっと驚く展開が待ち受けており、さりげない伏線に要注目。そこは多くのミステリー作品を手掛けている堤幸彦監督の面目躍如で、普段のユーモアを捨てた硬派な演出が光っており、素晴らしかったです。
※修正(2023/05/02)
至上の映画
今までにないような衝撃を受けた。
なんたるリアリテイ、、、。
“原子力発電所”というトラブルメーカーのモンスターをこれほどまでに深く突きつけられるとは。
家族。友人。仲間。同僚。部下。連携組織。共犯。
すべての人間関係が、ぐちゃぐちゃでどろどろで、見ていて本当に息苦しくなる。
だが、そこに嘘はない。
私達がそれぞれ抱えているような苦しみ、すれ違いゆえの苛立ちやもどかしさ。ギュッと詰まっている。
この映画を鑑賞した後、様々なことを考えた。
日本国の社会、政治。自分の歩んできた道、得た仲間。自己の存在から世界まで。
あなたに時間があるなら是非この映画を観て欲しい。
そしてあなた自身やこの国の未来について、もう一度よく考えてみてほしい。
邦画の間違い完全網羅
入り口の母親から無理だったけれど、原作も読んでないけれども、ニュース報道もイラッとするけれど…するけれどするけれど、な作品。
要所要所は原作の良さも含めて良いのでしょうけれどもね。
近年まれに見る、原作的にも映画的にも、なんだかなーな作品。あ、原作が悪いではなく、映画として調理出来てないなぁ、と思ってしまった次第です。
けれど、だらけの珍品です(笑)
とても面白いです。
とても良かったです。
前半は子供救出で後半はヘリを止める。
前半はとても緊張感があってハラハラして面白かったが後半すこしグダッていた。でもヘリを止めるラストシーンは圧巻でした。
CGが少しショボいかな。
原発について何か訴えかけているようでなかなか面白かった。
三島の子供の話は考えさせられます。
問題提起
江原さんの訴える言葉がとても重くのしかかる映画でした。
国は原発を財源にするため、危険とわかっていながらも決して止めることはないのです。
電力を賄うためなら、国民の命も惜しくはないのだとしたら、私たちはあくまでエネルギーを生み出すための駒でしかないのでしょうか。
東日本大震災で大打撃を受けた福島第一原発も、未だに放射線が漏れ続けている現状ですが、「喉元を過ぎれば暑さを忘れ」、国の原子炉は稼働し続けています。
ドイツは脱原発を発表したのに、甚大な被害を受けた日本は現状維持。
全てに蓋をした政府が信じられないですね…!
大作ってかんじ。これを2時間でまとめるのはムリがあるような気がする...
大作ってかんじ。これを2時間でまとめるのはムリがあるような気がする。
後半の動機が判明するあたりをもうちょっと丁寧に描いてくれないと、頭の悪いボクはついていけない。
反原発ということで見に行ったけど、それを通して日本人全体が見捨てた命、無関心な命を描こうとしたということでいいんかな。
この世のハリボテ感の中で生きていく
朝映画。
この世界や人生はとても綺麗に見える時があるけど、自分たちが目を背けていることから、逃げてはいけない。
東京の華やかな高層ビルとその下のボロボロの街並みを見た時の感覚に似ている。
ハリボテ感。でも、その中で実感を持って生きていく。
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