「何が何でも守り抜く!~日本映画最高峰のクライシス・サスペンス大作」天空の蜂 syu-32さんの映画レビュー(感想・評価)

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天空の蜂

劇場公開日 2015年9月12日
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何が何でも守り抜く!~日本映画最高峰のクライシス・サスペンス大作

東野圭吾の原作を読んでいたので、映画化されると知ったときにはめちゃくちゃ歓喜すると共に、どうするんだろう、と思いました。原作は超大型ヘリコプター“ビッグB”の技術的な説明や、原発の機能を詳細に記しており、その情報量たるや膨大なものでした。それをどう分かり易く映像化し観客に提示するんだろう? そもそもとてつもないスケール感を誇る物語を、迫力をそのままに表現できるのか…。
しかも、東日本大震災での原発事故を経験した今、最早フィクションでは無い現実的な脅威を、このタイミングで描くという挑戦に、製作者たちの意気込みを感じました。そんな情熱の賜物か、当初の予想を上回るクォリティのクライシス・サスペンスの傑作が誕生しました。劇場で観れなかったことを後悔しました。当初私がした心配はどれも余計な杞憂でした…。

大量の爆薬を積んだ超大型ヘリコプターを原発上空に静止させ、原発のタービンを全て破壊しなければ、ヘリを高速増殖炉に墜落させる、と日本政府を脅迫する“天空の蜂”を名乗るテロリストとのタイムリミット8時間の息詰まる攻防と、ヘリに取り残された子供を救出するために奮闘する人々の戦いをスリリングに描いています。

“ビッグB”の開発責任者・湯原(江口洋介)と原発の設計者・三島(本木雅弘)、ふたりのエンジニアを主人公に、前代未聞の危機に立ち向かう熱い物語が展開されました。技術者同士の情熱が迸る様は圧巻の一言。
ヘリに取り残された子供は湯原の息子なので、王道な親子の物語も描かれていて涙腺を刺激されました。原発上空にホバリングするヘリコプターからの救出劇が手に汗握りました。

CGを多用したクライマックスに興奮必至。これぞまさにエンターテインメント! 東野圭吾原作なだけあって、あっと驚く展開が待ち受けており、さりげない伏線などにも注目です。そこは多くのミステリー作品を手掛けている堤幸彦監督の面目躍如。普段のユーモアを捨てた硬派な演出が素晴らしかったです。

syu-32
さん / 2018年10月22日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 興奮 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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