寄生獣

劇場公開日:

寄生獣

解説

謎の寄生生物と共生することになった高校生・泉新一の数奇な運命を描いた岩明均の伝説的人気コミック「寄生獣」を、「永遠の0」の山崎貴監督が実写映画化した2部作の前編。ある日、人間の脳を乗っ取って肉体を操り、他の人間を捕食する「パラサイト」と呼ばれる謎の寄生生物が出現。平凡な高校生活を送っていた泉新一も、一匹のパラサイトに襲われる。しかし、新一の脳を奪うことに失敗したパラサイトは、そのまま右腕に寄生し、自らを「ミギー」と名乗って新一と共生することに。当初は困惑した新一も、次第にミギーに対して友情に近い感情を抱くようになるが、やがてパラサイトと人間とが殺し合う事態が発生。新一とミギーもその争いに巻き込まれていく。主人公・新一役を染谷将太が務め、深津絵里、橋本愛ほか豪華キャストが集結。脚本は、「ALWAYS 三丁目の夕日」や「探偵はBARにいる」など人気シリーズを手がける古沢良太。

2014年製作/109分/PG12/日本
配給:東宝
劇場公開日:2014年11月29日

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(C)映画「寄生獣」製作委員会

映画レビュー

2.5ヒットメーカーたる所以

2014年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

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しんざん

4.0抜群に面白い

2024年11月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

近年の、邦画の風潮である、重大(人気)原作ありきの前・後編公開という形式には、本当に辟易としている。

これは、2010年公開『SP』『GANTZ』2011年『僕等がいた』などの成功に味を占めたメディアミックス戦略で、作品性という意味においてはこれっきりにしてほしかった。

過去に例がなかったわけではなく、例えば、『バックトゥザフューチャー』の続編においてパート2とパート3が同時に制作が進められたり、邦画でも、アニメだが『イデオン』『エヴァンゲリオン』など、既発の作品を編集して2本同時公開などの手法がとられたりしたことはあった。
後者は、興行的な成功が見込めないことからの苦肉の策で、興行的にはともかく、作品性は多くの場合、損なわれる印象が強い。

『ちはやふる』『64ロクヨン』『暗殺教室』『進撃の巨人』『るろうに剣心』思いつく限り前後編公開の映画はこれからも続くのだろう。重たすぎて、映画館に行く気になれないのだ。中には、素晴らしい作品もあるというのに。

さて、『寄生獣』だが、そんな前例たちの累々たる屍にひるまず、理想的な前編と言っていい出来だと思う。面白い。

これを見た以上は後編を見ずには居れず、内容に満足しなかった人以外は映画館に行かずに居れなかったろう。(当たり前か)

そんな私は前言の通り、公開形式に不信感が拭えずに観に行かなかったのだが、今になって劇場に運ばなかったことを後悔している。それほど良く出来ている。

深津絵里、染矢将太、阿部サダヲの演技が素晴らしい。
きっと演出が的確なのだろう
・感情のふり幅
・VFX上の見え方
さらに
・世代別の反応や社会的な反応
など、役者のキャパシティを超えてしまっているレベルだと思うのだが、「浮いている」演技がほとんど見られない。不必要に残虐な描写もない。

もうひとつ、付け加えるなら、原作リスペクトも十分に感じられ、コミックのファンでも無理なく受け入れられる出来栄えになっている。

これは本当にいい映画だった。

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うそつきかもめ

4.0人間の立場が逆転する

2024年11月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

難しい

ある日、人間の頭に侵入し、脳を含めた体全身を支配する「寄生生物」が空から降ってきて、人知れず人間社会に紛れ込んだ世界。寄生された人の頭部は自在に変形できるようになり、他に人に顔への擬態や、人間を切り裂けるような刃物にも形を変化させることができるようにもなり、それらを駆使し人間を捕食し事件になっていた。。。
そんな中、主人公の泉新一も同じように寄生されそうになるが、何とか頭への侵入は免れた。だが、新一の右腕に寄生され右手が寄生生物と置き換わってしまった。右手にちなんで「ミギー」と名乗るようになり、新一とミギーの共生生活が始まる。

冒頭のナレーションから考えさせられる話からスタートし、本作全体を通して哲学的に感じる場面が多かった。特に印象的だったのは、ミギーの意見が完全に論理的であること。感情や世間という考えは一切考慮せず、自己の保身のために時には非情とも思える行動をしていたが、「人間」だから感じていることであって、「自然」という視点で考えると、合理的な考えに従うことはありなのかなと感じました。

本作は前編なのでどうなっていくかが非常に気になったので、引き続き2作目も見てみようと思います。完結編のレビューにて全体の感想を述べようと思います。

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中野祐治

3.5ミギー大好き

sさん
2024年9月14日
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泣ける

悲しい

興奮

原作ファン

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s

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