アバウト・タイム 愛おしい時間についてのレビュー・感想・評価
全499件中、121~140件目を表示
うちの息子からプレゼントされたDVDなんです
また自分語りなんですが・・
ダメな僕に愛想を尽かして出て行った我が息子。
遠くの街からこのDVDを誕生日プレゼントに贈ってくれました。
もう取り戻せない時間、
もう取り返せない過去。
たぶん父親の僕を責めているの半分、憐れんで励ましてくれているの半分なんでしょうね。
「めそめそと昔を想わないでオヤジも前向いて、今を大切に生きなよ!」と肩を叩いてくれる“ラブレター”なんだと思います。
映画好きの息子からのプレゼント。彼の優しさを想いながら、赤毛のティムとお父さんのやり取りにしんみりと見入っています。
が、
メアリーの可愛さ♡に俄然夢中になっているのは内緒です(笑)
案外簡単に立ち直っているのかよ、俺?
人生やり直したい放題。女性受け間違いなし。 ・ウブなメアリーがいき...
人生やり直したい放題。女性受け間違いなし。
・ウブなメアリーがいきなり自宅へのお誘い、ガッカリ。
・初恋の女性のお誘いを断る。普通、あり得ない。私は大丈夫です(笑)
そう、ここらは完全に女性目線な気がします。
序盤はバンバン繰り返すタイムリープが面白かった。が、終盤はちょっとイライラ。なんかおかしくないかというタイムリープもある。親父、戻ればいいやん。この設定なら◯ぬなんてあり得ないはず。
ラストに語られるメインテーマは良かった。
私的には「ある日どこかで」には遠く及ばず。
実際には戻れないから選択は大事
当たり前ですが、たったひとつの判断が未来を変える。これを体現している映画です。
主人公は奥手で沢山の失敗を繰り返しますが、時間を戻すことで解決します。
beforeとafterの差を比較すると分かるのは、言い方や行動の選択によって大きく変わること。
現実世界では過去には戻れません。だからこそ一瞬一瞬後悔のない選択をしていく必要があると感じました。
男性目線で話が進んでいくので、カップルだけでなく男性1人で見ても共感できる作品かと思います。
見つける力を取り戻す
いい日もあれば悪い日もある
でもそれはその人の感じ方次第
同じ体験をした人が必ず自分と同じ感情になるとは限らないのじゃないかな
昔はよく上を見ながら歩いでした
空が好きでそこに浮かんでいる雲を見てるととても気分が良いんです
でも何だか最近は気がつくと下を向いている、歳のせいかつまづいたりする事が多くなったせいもあるのでしょうが前ほどきれいなものや楽しいことを見つける力が少なくなったせいなのかも知れませんね
歳をとり腹も少し出てきていちいち動くときにどっこらしょとかよっこいしょなどと言ってる自分が居ることにハッとするのですよ
受け入れてはいるけれど諦めたくはない、出来れば死ぬまで老いに逆らいつつ楽しく暮らしたいと願う(願うんじゃなくて努力しなさいよ自分)ばかりです
幸せなことって何でもない日だって沢山ある
ちゃんと気が付きさえすればこの上なく素晴らしい毎日がここにあるはず
過去に戻らなくたって思い出して微笑んだっていい
美味しければ「うまい」と言い
感動したら堪えずに泣き
美しいものを見たら馬鹿っぽく口を開けて眺めていればきっとそれだけでハッピーな毎日がここにあるはずですよね
父と最後に歩いたのはいつだったかな
とても暖かい映画でした、ありがとう
当たり前の日々を愛おしむということ
メアリー役のレイチェル・マクアダムスの笑顔がキュートで、とても魅力的でした。
恋に落ちた二人がとても微笑ましく描かれていました。
或る能力を使わないで生きる事にした主人公が、清々しくより幸せに見え、当たり前の日常を愛おしんで生きるという事の大切さについて、改めて考えさせられました。
優しさに溢れた作品。
NHK - BS を録画にて鑑賞
およそ自分の身辺には起こりそうもないタイムトラベルという非現実のモ...
およそ自分の身辺には起こりそうもないタイムトラベルという非現実のモチーフを使っているのに、これほど自分の人生に照らし合わせて刺さってくるなんて…!バタフライエフェクトという作品もこれと同じ仕掛けとテーマを扱った傑作なんだけど、こちらもまた違った趣きのある傑作。いつかは愛する人と永遠に別れる時が来るのだから、2度と戻らない日々を精一杯生きようということをシンプルに押し付けがましくならず伝えてる。
日々の生活を大切に生きろのメッセージが素直に響く、イギリス映画の清潔なユーモア
過去にだけタイムトラベルが出来る能力を一族の男性のみ受け継ぐ親子の絆を、優しくこころ温かく描いた家族劇。恋愛に臆病で自信が持てない青年弁護士の主人公ティムが、タイムトラベルを駆使して幸せな結婚にたどり着くコメディドラマの親しみ易い内容のイギリス映画になっている。監督業より脚本家としての才能が高いリチャード・カーティスのストーリーテラーの美点が、澱みのない軽快なストーリー展開と一寸下品でいて粋な大人のユーモア溢れる台詞に表れていて楽しい。SFもののご都合主義や、失敗の連続で人生を学ぶ主人公の設定から発生するウイット不足を承知した上で、やり直せない一度だけの人生を後悔のないものにするために日々の生活を大切に生きろの主題が、素直に響いてくる佳作である。
脚本の良さは沢山あるが、妹の友人シャーロットと再会するシークエンスが特に素晴らしい。初恋の相手に接近して話し掛けるティムのドタバタ振りと、そこにある思い込みの会話が命取りになる人間関係の危うさ。シャーロットのゲイの友人とティムの友人ジェイの登場人物としての使い方が秀逸であり、この出来事でメアリーに求婚する物語の展開もいい。シャーロットの誘惑に何とか踏み止まり、メアリーの許に駆け急ぐティムの男のいじらしさ。不純な気持ちを取り払おうとする男のありのままを姿を正直に描いた大人の表現だ。また、ティムとメアリーの初めての夜の試行錯誤には笑いが止まらない。男の夢想をこんな形で見せられるとは、上品な艶笑喜劇!?
自分の事に特化したタイムトラベルの欠陥に子供だけは自由自在にできない物語の結末が、改めて冷静に考えると深いものがあり、出産の神聖さに気付かされる。主人公夫婦の第三子に絡むティムと父の永遠の別れが物語をまとめる。この作品は、人生の折り返し点を過ぎた年代で観ては勿体ない。30歳になる前に観るべき内容と、押し付けがましくない教訓を持っている。
主演のドーナル・グリーソンとレイチェル・マクアダムス共に好演。ビル・ナイ始め脇の役者全てが肩の力が抜けた品の良い演技を見せてくれる。シャーロット役のマーゴット・ロビーの弾ける若さと美しさもいい。出演者全ての満足感漂う、何とも可愛いくて心安らぐイギリス映画。
タイムトラベル
タイムトラベル物と言えばそれを軸にストーリーが進むがこの作品はあくまでスパイスでした。
タイムトラベルを繰り返してどんどん悪い方へ向かうバタフライエフェクトとは毛色が違う。
しかしバタフライエフェクトは好きな作品なのでどうにも悪いほうへ進むんじゃないか?とドキドキさせられた。
タイムトラベルとは関係なくハッピーエンディングが待っているのでそれもよかった。
恋愛もさることながら、本当に良いのは家族愛、妹や父とのエピソード、本当に素敵だった。
欲張るともう少しタイムトラベルが原因で現状が悪化するみたいなのも少しほしかったかな?
それにしても、綺麗な女性だなあと思ったらここでもマーゴットロビー笑
最近ちょっと前の映画をみるとマーゴットロビーに出くわす。
あんな美人に誘惑されても負けずに結婚を選んだ主人公は素敵だったね。
5年ぶりに観ました。
これ好きだったな、そんな感じでぼやっと覚えていた映画。久しぶりに鑑賞してみました。大好きな映画になりました。
タイムトラベルの能力をもった青年が主人公ですか、アクションやSF要素はありません。そしてポイントなのは『過去』にしか戻れません。
はじめは少しコミカルに運命の女性との出会いに巻き戻し能力を使ったり、素敵な初夜を何度も繰り返したり…
そんなシーンが続きます。
でもやっぱり人生を生きていくと、タイムトラベルでは変えられない分岐点(未来)があります。妹の事故、父親の死。
ささやかな日常全てがどんなに巻き戻してもいつかは失われてしまう、''愛おしい時間''なのです。
このメッセージを伝えるのにクローゼットに入ってタイムトラベルする青年を主人公にするなんてお洒落だなぁと思いました。
はじめて観たのは私が20歳の頃、現在26歳。
また5年後、この映画をみて数年前にタイムトラベルして大切な時間をやり直したいと思います。
個人的に父役のビル・ナイのデイヴィジョーンズとのギャップにやられました。かっこいい!笑
友情、愛、親子の愛、全てがつまっている
初めて見た時にとっても感動しました。
人生の全てがつまっている映画だと思う。
(人生はいろいろな形があるのでこれが全てではないと思うのですが…)
幼なじみや職場の同僚との長くずっと続く友情に始まり、恋のどきどきと、愛を知る幸せと、家族を築く喜びに、親子の変わりない愛。
とっても幸せな気持ちになれる映画でした。
とっても大好きで、自分の結婚式でイルモンドをかけたかったけど、それはさすがにやめて(笑)、how long will I love youは退場曲でかけました。
とってもよかった。
最後は幸せな気持ちで号泣できます。
大好き。ほんと大好き。
“今日は一度しかないから、今を大切に生きよう” そう思わせてくれる...
“今日は一度しかないから、今を大切に生きよう”
そう思わせてくれる素敵な作品でした。
最初は能力に頼り切っていた主人公が徐々に成長していく様はとても好感が持てますし、人と人の繋がりを感じさせてくれる心温まるとても良いお話でした。
ティムのような能力があったら、今よりももう少しマシな人生が送れそうですが、それより人を傷つけずに済んかもしれないだけに、本当に羨ましいです。
時間、について、
この物語がタイムトラベルのお話なのに、題名がアバウト・タイム、つまり、時間について、という名前なのが、とてもよいと思う。
主人公は過去に戻れる、嫌な一瞬をやり直すために、時間をやり直す。
でも、それぞれ一回きりの毎日の時間、の美しさに気づく、全く同じ日など、一生訪れないからこそ、大事にする。
一瞬の積み重ねが時間になり、時間の積み重ねが人生になる。時間、について考えることは、きっと、人生を考えることと同じなのかもしれない、
わたしたちは、意味もなく、1日を無駄にしてしまったりする日もある。主人公と違って、時間をやりなおせるわけではないのに。この映画は主人公が時間を戻せるのに、一回性の時間の美しさを大切にする。だからこそ、響くものがあり、わたしたちの時間もまた、有限であることを、美しい物語で気付かせてくれる、
優しい時間が流れる
タイムトラベルできるっていう、なかなかのSF要素なのに、
劇的なことはたいして起こらない。
ただやさしく時間が流れる、そんな感じ。
父親がいい。
個人的には秘訣パート2が心に沁みる。
そうだよね、見方を変えれば嫌だと思っていたことも楽しめるし、
楽しむ努力をするって大切かも。
どんな些細な事でも。
そう、コンビニの店員にただ「ありがとう」とひとこと言うだけで、
お互いがちょっぴり幸せになれたりするよね。
薄っぺらい愛
タイムトラベルを出来る主人公が本当の幸せはタイムトラベルなんかせずに毎日を精一杯生きることだ!
というが、奥さんや子供の産み分けを繰り返し、散々選択してきた末に辿り着いた人生なんて薄っぺらさが甚だしく、深みが無い。
人は失敗を繰り返し、落ち込み強くなっていく、という思想とは正に真逆のストーリ。
そもそも見る前から期待値が高かったのかもしれない。
幸せってなんだっけ
「幸せってなんだったかな。」
と、考える時間をくれる映画。
映像は全体的に光が柔らかくて穏やかな雰囲気を表現されている感じを受けた。
メッセージとしては、大切なものは意外と目の前にあって、身近すぎて気づかないうちに蔑ろにしてしまっているが、目の前の大切なことに気がつけば、なんて事ないことに縛られて自分の生き辛さを作っているかもよ?と問いかけている気がした。
運命を恨んだり、過去の選択を後悔したり、後から理屈をつけて考えたりすることはいくらでもできる。
それが実際にできるとなると、色々と変えてみたくなったりより良く理想的な展開にして人生をコントロールしたくなるのは性なのかもしれない。
しかし、最後にはありのままの目の前の時間を大切にし向き合うことで、
自分の生き方や人生を肯定して自分にとっての幸せを大切にできるのかなと考えるきっかけになると思う。
全499件中、121~140件目を表示