ジャッジ!

劇場公開日:

ジャッジ!

解説

妻夫木聡、北川景子が偽の夫婦役で共演し、華やかな広告業界の裏側で繰り広げられるドタバタを描いたオリジナルコメディ。落ちこぼれ広告マンの太田喜一郎は、クセ者上司に押し付けられ、世界一のテレビCMを決める広告の祭典・サンタモニカ国際港国際で審査員を務めるはめに。現地では毎夜開かれるパーティに同伴者が必要ということから、ギャンブル好きな同僚の大田ひかりが偽の妻として同行することになる。やがて華やかな審査会が開幕するが、太田はちくわのCMが賞をとらなければ、自分がクビになってしまうということを知り、駆け引きや小芝居に四苦八苦。ひかりの手助けを借りるうちに、2人の距離も次第に縮まっていき……。サントリー「グリーンDAKARA」のテレビCMで知られる永井聡がメガホンをとり、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、トヨタ自動車「ドラえもん」シリーズといったテレビCMで、妻夫木とタッグを組んできたCMプランナー・澤本嘉光が脚本を担当した。

2013年製作/105分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2014年1月11日

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(C)2014「ジャッジ!」製作委員会

映画レビュー

4.0笑いに逃げない駆け引きの面白さ

2014年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

幸せ

押しの強い予告とポスターから、ドタバタ騒々しいコメディをイメージしていました…が。観てみたら、(意外にも?)なかなか良い話。笑いに逃げない、しっかりしたつくりでした。 もちろん笑いのツボはあちこちに仕込んでありますが、キレがよく、嫌みやしつこさはありません。そして何と言っても、曲者揃いの審査員が繰り広げる、先の見えない駆け引きがおもしろい! …ふと「12人の優しい日本人」を思い起こしました。そういえば、トヨエツさんは両方出ています。加えて、「12人…」を書いた三谷幸喜さんの新作は、妻夫木さんや京香さんが出ている、そのものスバリの「清須会議」。…本作は、密室での会話劇を得意とする三谷さんが、くやしがる•うらやましがる作品かもしれません。 最初は奇抜、突飛と思われた伏線が、ぴたりぴたりとハマっていく気持ちよさ! これは、ありそうでなかなかない、と思います。やりすぎ!でもなく、…わかる人だけわかればいい…でもなく。すべての人に届けるのが使命、のCMスピリットのなせる技、でしょうか。脚本の澤本さん曰く、トンデモな設定のあれこれは「ホント5割でウソ7割」とのことですが…「ベタだなー」と感じるものこそホントなのかも、と思いました。 そして、本作の目玉である豪華キャストにも仕掛けが? (個人的には、トヨエツさんのクールな秘書を演じた玄里さんが発見!でした。今後も楽しみです。)新井浩文さんの役どころが青森出身→○;実際も青森、鈴木京香さんの役も青森出身→×;本当は宮城、なんていう僅かなズレ。こんな細かいところまでこだわっているのか…⁈ 思い返すにつけ、そうか、ほおーと感心したり、ふむふむ、なるほど、とニヤリとしたり。日常に戻っても、発見と楽しさが続いています。 そんな中、気になったのは、サンタモニカに持ち込んだ山ほどのちくわは腐らなかったのか、という謎。…とはいえ、これも、ホントの類いなのかもしれません(恐るべし!) 。また、エンドロールに「ペン回し協会」が協力としてクレジットされていたのもおおっ!でした。ちゃんとあるんですねー、協会。それならば「ちくわ笛協会」はなかったのか…かえすがえすも残念です。 本作から得られた教訓は、ずばり「国際会議で必要なのは、英語力よりペン回し力」! さあ、ペン回しの練習開始だ! …今のところ、国際会議出席の予定はありませんが。

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cma

3.5今や売れっ子監督・永井聡のデビュー作

2021年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

華やかな広告業界の裏側で繰り広げられるドタバタを描いたオリジナルコメディで、妻夫木聡と北川景子が偽の夫婦役で共演。テレビCMで名を馳せた永井聡が、今作で映画監督デビューを果たしている。業界内の評判は決して悪いものではなかったが、身内ネタに寄り過ぎた傾向も否定は出来ず、興行的には苦しい展開に。ただ、豪華キャストがちょい役でも嬉々とした面持ちでスクリーンの世界を生きており、永井監督のその後の可能性を大いに感じさせる作品であった。

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大塚史貴

4.0北川景子

2024年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

北川景子と鈴木京香がいいねぇ。あと豊悦の軽さ

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symi

1.0死ぬほど幼稚でつまらない…

2024年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

かつて広告業界にいたので興味があって観たけど…死ぬほど幼稚でくだらない。脚本はもちろん、演出も役者も映像も音楽も、全て。こんな映画になぜ金を出す?松竹にはもう映画を作るセンスが微塵もないのか…邦画に絶望してるけど、まだこんな映画作ってるのか… 酷過ぎる。テレビドラマにしても酷い。鈴木京香とか妻夫木聡とか、もっと作品選びなよ…お金かけた高校生の文化祭映画だよ、これ。

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Flying G