妻夫木聡「バカな役ばかり」と嘆き節
2013年12月19日 20:15

[映画.com ニュース] 俳優の妻夫木聡が12月19日、都内で行われた主演作「ジャッジ!」のプレミア試写会に出席した。本作で落ちこぼれの広告マンを演じ「最近はバカな役ばっかり来る」と嘆き節。現在公開中の「清須会議」でも天真爛漫なバカ殿を好演しており「どちらの作品も、フジテレビさんがかかわっている(笑)」と愚痴をこぼした。
映画は妻夫木演じる落ちこぼれの広告マン・太田喜一郎が、クセ者上司の無茶ブリで、世界一のテレビCMを選ぶサンタモニカ国際広告祭の審査員として“潜入”し、自社製作のCMを入賞させようと奮闘する、華やかな広告業界の裏側を描いたコメディ。プレミア試写会には共演する北川景子、木村祐一、チャド・マレーン、脚本の澤本嘉光氏、永井聡監督が勢ぞろいした。
主演を務めた妻夫木は「想像以上に面白い作品に仕上がった。『ウォーターボーイズ』を初めて見たときと同じ感覚で、ダメ男の成長に笑いながらも感動していた」と自画自賛。喜一郎とともに“偽夫婦”として広告祭に乗り込む同僚・大田ひかりを演じる北川は「妻夫木さんを殴ったり、蹴ったり、罵倒したり(笑)、とにかく暴力的な女性。今までやったことがない役で、これから開花させたい」と新境地の演技を語った。
ふたりが本格的に共演するのは、今回が初めてで「冷たい人だったら、どうしようと不安だったが、挨拶したら『わあ、よろしくお願いします』ってすごく明るく気さくだった」(妻夫木)、「妻夫木さんを一文字で表すと“楽”ですね。周りを楽しくしてくれるし、私自身も安心感を与えてもらって、とても楽でした」(北川)と振り返った。
メガホンをとる永井監督は、サントリー「グリーンDAKARA」のテレビCMで知られ「ふだんは15秒、30秒の世界で勝負しているが、映画は役者さんが作り出す芝居の間を生かすことができて新鮮だった」と述懐。「ふたりの相性がとても良かった。仲悪い役どころなのに現場でも仲が良くて」と明かすと、妻夫木は「それじゃ、まるで北川さんとイチャイチャしていたみたいじゃないですか」と慌てていた。
脚本の澤本氏は、東京ガス「ガス・パッ・チョ!」、トヨタ自動車「ドラえもん」シリーズといったテレビCMで、妻夫木とタッグを組んでいる。「ジャッジ!」は2014年1月11日から全国公開。
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