遺体 明日への十日間

劇場公開日:2013年2月23日

遺体 明日への十日間

解説・あらすじ

東日本大震災直後の遺体安置所での出来事を、西田敏行主演、君塚良一監督で描いた人間ドラマ。震災で甚大な被害を受けた岩手県釜石市の遺体安置所を取材した石井光太氏のルポタージュ「遺体 震災と津波の果てに」(新潮社刊)をもとに、震災直後の混乱のなか、次々と運ばれてくる多くの遺体に戸惑いながらも、被災者である釜石市民の医師や歯科医たちが、犠牲者を一刻も早く家族と再会させてあげたいという思いから、遺体の搬送や検視、DNA採取や身元確認などのつらい作業にあたる姿が描かれる。主演の西田のほか、緒形直人、勝地涼、國村隼、佐藤浩市、柳葉敏郎ら豪華俳優陣が出演する。

2012年製作/105分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2013年2月23日

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(C)2013フジテレビジョン

映画レビュー

3.5 死体ではなくご遺体

2025年9月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

遺体安置所の10日間を切り取ったノンフィクション。お棺が無い、火葬が間に合わない、いちいちそうだよなーと自分の考えの至らなさを痛感する内容だった。でも、これでもだいぶキレイに演出されてるんだと思う。
豪華なメンバーだけど西田敏行以外はリアルだった。市役所職員も医師も歯科医も警察もみんな被災者でこんな大災害は初めてなはず。だとしたら佐藤浩市や柳葉敏郎のように自分の感情は二の次で職務を全うする人もいれば、筒井道隆や志田未来、勝地涼みたいな戸惑い、狼狽える人がいたっておかしくない。悲惨な現場を見て気持ちが折れてしまった市役所職員の方も。そりゃそうだ。
西田敏行はやはり西田敏行。この映画では一市民という感じはしないけど主役として置くならやはり西田敏行のキャラは必要不可欠だった。
それから國村隼の読経シーン。当然色んな宗教・宗派の人がいたと思うけどそんなことたぶん関係ないんだろうな。ぶっちゃけ、宗教家が遺体安置所でできることなんてない。ただ死者を悼み、祈りを捧げるだけ。それなのに救われるのが宗教の力だし、その祈りの力が宗派を超えることもあるんだとあのシーンで思った。
地震や津波の直接的な映像はない(余震はある)。運ばれてくるご遺体も比較的綺麗でそこはちょっとリアリティない。まあ誰にでも観やすくするなら仕方がないかな。

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あき

3.5 当時は観られなかった

2025年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

封切りした時、スクリーンで観たいと思わなかった
タイトル通りの作品なので
アマプラであったので、観たけど。やっぱり当時、観なくて正解でした
何とも言えません
ただただ悲しい
自衛隊、消防、警察、市役所、関係した方に頭が下がります

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premacy2010

5.0 皆に見て欲しい

2025年9月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

泣ける

悲しい

これはたくさんの人が見るべき映画だと感じました。ひとつひとつのセリフや、登場人物の変化に着目していただきたいです。
ドキュメンタリー風の映画なので、起承転結は‪無く盛り上がりなどはありません。しかし得るものが大きい映画だと感じました。

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こころ

3.0 忘れて気持ち

2025年8月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

3.11で多く人がなくなり、たくさんの悲しみがあった事を忘れてた。
原発の事は大きくニュースで取り上げてるが、それ以外にマクロな所で色んな事があったのと教えられた。

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わたる

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