ふたりのシーズン

劇場公開日:

解説

青春と性をテーマに監督たちが独自の個性でオリジナル作品を手がける「青春H」シリーズの23作目。耀一は引越し先で都という女性と出会うが、都はその日、不倫相手の稲葉に振られたばかりだった。耀一と都はそのまま関係を持ってしまい、ひとりになると稲葉のことを思い出してしまう都は、耀一の部屋に居つくようになる。付き合っているわけでもなく、一緒にいる時間が増える2人。そんなある日、稲葉が都に「会いたい」と連絡してきて……。監督は「百年の絶唱」「彼女について知ることのすべて」の井土紀州。

2012年製作/74分/日本
配給:アートポート
劇場公開日:2012年6月2日

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(C)2012アートポート

映画レビュー

2.023作目らしい

2019年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 お笑い芸人を目指していたが挫折し、カラオケ店でバイトをしている吉村耀一。ずるずると都と関係を続けるが彼女にとっては単なる穴埋め。就職について話し合い、食事を一緒に食べる仲。耀一の元カノが現れたりして、都の心も揺れるが、やがて稲葉がよりを戻そうと近づき、また不倫関係の再開。そして事件が・・・

 稲葉の息子が突然現れ、都の腹を刺してしまったのだ。低予算ながら、なかなかリアルな描写。どこにでもある愛憎劇の終焉にはドキリとさせられたが、その後は稲葉の息子だけが罪をつぐなっていく暗闇にあって、映画は別れ別れになった2人の1年後をさらりと描き、吉村も都も明るい未来が待ってるように終るところがすがすがしく感じられた。

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kossy

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