川下さんは何度もやってくる
劇場公開日:2014年5月24日
解説
「苦役列車」の脚本などでも知られるいまおかしんじ監督が、素人童貞の男のセックスに対する死んでも死にきれない願望を描いたオリジナル作品。今西は、自殺してしまった川下先輩が横たわる棺桶の前で、その死に顔を見つめていた。すると突然、川下が息を吹き返し、棺桶の中から起き上がる。驚きながらも川下が生き返ったことを喜ぶ今西は、「女とやりたい」という川下の願いをかなえるため、ナンパをしにいこうと一緒に街に繰り出す。個性的な監督たちが、青春や性を題材にした作品を発表する青春Hシリーズの40作目。
2014年製作/82分/日本
配給:アートポート
スタッフ・キャスト
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死んだからこそそれを出来る女が現れる時にだけそれを逆算して甦る能力を得た男のファンタジー。
死なないとそうは成れないという悲喜劇。
雑で下手でも許せるのは何故だろう。
実は上手いからか。
2018年7月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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☆良かったところ☆
・知人の自死を地点に3年の定点観測が映し出すものは、蘇る死者も含めて全く成長しない人物らの願いが、ただ「女とセックスしたい」という事のみで、その小ささゆえに切実なのに果たしてその願いが叶ったところで無論大きな変化もないのだから、男の生き恥をグダグダと、存分に抽出して苦笑いを共感できる。
・1度目の復活で半ば叶わなかった願いが、まさかの3度目で叶うところ。そして、前述の通りだがそれが大きな物語性を持つ事件となり得ず、復活という嘘はワンアイデアとして物語作品と生かしめているが、とは言えアイデアに喰われず、言ってしまえば、何ひとつ起こっていないままの物語であり、実に息苦しい。
・自殺したのによみがえってくるところ。
★悪かったところ★
・自殺したのによみがえってきて、やりたいことがセックスで、という事への生き残された者からの怒り等感情を見せる場面が欲しかった。あるいはその欠如が起きている事態のおかしさを少しは明示して欲しかった。
・女は仕方なくセックスするわけだが、もっと面倒臭そうにしてもらっても良かった。都合が良過ぎでは。
2014年6月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
メタボリック中年が、わざわざわざとらしく出てくる
ごろごろと倒れ込む様が何ともむなぐその悪さ
子供なのだろうけれど…
笑い声が不快で早見にしました
イライラしかしない作品