チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢

劇場公開日:

チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢

解説

自作のコミック「ペルセポリス」を自ら映画化した仏在住のアーティスト、マルジャン・サトラピが、再び自身のコミックを映画化した初の実写映画。原作は2005年のアングレーム国際漫画祭最優秀作品賞を受賞した「鶏のプラム煮」。1958年テヘランを舞台に、楽器を壊され絶望したバイオリン奏者が、死を決意した最後の8日間で人生と叶わなかった愛を振り返るノスタルジックなラブストーリー。「潜水服は蝶の夢を見る」のマチュー・アマルリックが主人公の天才音楽家ナセル・アリを演じ、「ブルーベルベット」のイザベラ・ロッセリーニ、「クリスマス・ストーリー」のキアラ・マストロヤンニらが共演。

2011年製作/92分/PG12/フランス・ドイツ・ベルギー合作
原題または英題:Poulet aux prunes
配給:ギャガ
劇場公開日:2012年11月10日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0屁理屈はイラーヌ!

2024年12月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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When I am 75♥️

2.0ちっぽけな芸術家の生涯

2022年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

あるバイオリニストの生涯を、独自の手法で、時にコミカルに、時に悲劇的に描いた映画。
ストーリーテラーが、終始語りかける体裁を保つが、やがて彼の死が近づくと、アニメ調になったり、悪魔が現れたりと、あの手この手で観客の興味を惹こうとする。
特に、悲劇的な別れを経験したあとで、開眼するバイオリニストの演奏のシーンは
素晴らしい。それだけで映画が一本撮れたろうに。
過去の偉大なアーティストは、悲劇的な生涯を語られることが多い。
彼は、とてもそうは見えない。
愛されていると気づかない、わがままな変人。この映画が気に入らない理由は、彼のことを好きになれないから。

2013.12.6

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うそつきカモメ

3.5【マルジャン・サトラビが自身のパンド・デ・シネ「鶏のプラム煮」を実写化した作品。故に不思議な風合を醸し出している哀しき、ファンタスティックロマンス作品。】

2022年3月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

ー 天才ヴァイオリニスト、ナセル(マチュー・アマレリック)が思い返す人生と悲恋を、独特のビジュアルセンスで紡ぎ出した作品。

◆感想

 ・パンド・デ・シネを劇中に挿入しながら、天才ヴァイオリニスト、ナセルが本当は小さな頃からナセルが好きだったファランギースを妻にしながらも、愛せずに彼女に大切なヴァイオリンを壊されてしまう過程を時系列を逆にしながら描く。

 ・物語は、彼が人生を悲観して自室に閉じこもり死に至る8日間を主に描く。

 ・ファランギースが、ナセルが好きだった”鶏のプラム煮”を作るが、ナセルは背を向け食べようとはしない。
 - 歯車が狂ってしまった哀しき夫婦。-

 ・ナセルが若き頃、恋に落ちたイラーヌを演じた若きゴルシフテ・ファラハニの美しき事、限りなし。
 - 老いた彼女が、ナセルと偶然町で出会った際に、”知りません・・”と言った後に流す涙。
   そして、ナセルの葬儀に人知れず立ち会う姿・・。ー

<人生は糾える縄の如し。
 あの時に、もう少し素直になっていれば・・。
 もっと頑張って反対する父親を説得して、愛する人を妻にしていれば・・。
 ナセルもファランギースもイラーヌの姿も、哀しい。
 不思議な風合の、人形劇の様な哀しくも愛しき作品である。>

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NOBU

1.0異国情緒ある独特なフランス映画

2019年11月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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カメレオン

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