METライブビューイング2011-12 ヴェルディ《椿姫》

劇場公開日:2012年5月12日

解説・あらすじ

米ニューヨーク・メトロポリンタン歌劇場(MET)で行われる最新のオペラ公演を映画館で上映する「METライブビューイング」2011~12年シーズンの11作目。19世紀イタリアを代表する作曲家ベルディの傑作オペラ。19世紀パリ。高級娼婦のビオレッタは、自堕落な生活がたたり結核を患ってしまう。やがて一途な愛を捧げる青年アルフレードの情熱に負け、ともに生活を始めたビオレッタだったが、息子が娼婦にだまされたと思い込んだアルフレードの父ジェルモンが、黙って身を引くようビオレッタに迫る。

2012年製作/166分/アメリカ
原題または英題:The Metropolitan Opera HD Live Season 6, Episode 11: Verdi: La Traviata
配給:松竹
劇場公開日:2012年5月12日

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(C)Ken Howard/Metropolitan Opera

映画レビュー

4.0 オペラ初体験

2025年9月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

オペラは金持ちが観るもので、自分のような貧しい者は、とうていナマで観ることはないと思っている。しかし、テレビ放送なら無料。ということで、オペラを通しで観たのは、人生初めてだった。

高額な舞台だから、衣装やセットも豪華なのかと想像していたら、現代的なミニマムなセットに、衣装も現代風。ヴィオレッタの真っ赤なワンピースがあざやかで、大判花柄プリントのガウンは華やかで、なんともつややかだった。また、大道具としてソファや大きな時計が舞台上に置かれ、ちょいちょい移動するのも印象的。想定外にオサレだった。

ヴィオレッタ役のナタリー・デセイさん、めちゃくちゃ美人。バーンとしたオペラ歌手というより、リリカルソプラノって感じ。病気で心細いのに、愛する人のために身を引くヒロインの、悩みや苦しみが迫るような歌唱だった。もう引退されてるらしいが、他の役も観てみたいな。しかし、ソファに座ったり寝たりするのは演出としてあるだろうが、寝た姿勢で歌うのは驚いた。歩きながら歌うのも大変だと思うが、すごいものだわ。

指揮はファビオ・ルイージ。N響の首席指揮者である。優しく温厚そうで、いい人オーラが出てる。有名な「乾杯の歌」は気持ちが上がるなー。

BS松竹東急の放送を録画で鑑賞。

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ぷにゃぷにゃ

5.0 今回は新しい演出による『椿姫』を見た。 BS東急松竹で見たのだが、...

2023年3月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

今回は新しい演出による『椿姫』を見た。
BS東急松竹で見たのだが、まさか、見られるとは思っていなかったので、凄く嬉しい。
3回目の鑑賞になるので、字幕見なくとも内容が分かる。
フランスの話だけれど、イタリア風のアリアが綺麗。
最後は泣ける。

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マサシ

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