カイジ 人生逆転ゲーム

劇場公開日:

解説

福本伸行による人気コミックの映画化。主演は藤原竜也、共演に天海祐希、香川照之、松尾スズキほか。定職にもつかず自堕落な日々を送るフリーターのカイジは、ある日、友人の借金の保証人になったことで多額の負債を抱えてしまう。取立てに来た金融会社社長の遠藤から、「一夜にして大金を稼ぐチャンスがある」と話を持ちかけられたカイジは、遠藤の指示に従い、とある豪華大型客船に乗り込む。

2009年製作/129分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2009年10月10日

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(C)2009 「カイジ」製作委員会

映画レビュー

4.0漫画で

2024年11月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

見た面白さとは違った、実写ならではの面白さがあった。

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REpower

3.0映画用に原作を上手くまとめた感はある。ざわざわ...が少ない優等生カイジ。

2024年10月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

原作は読了。これだから実写化した邦画は苦手。どう観ても"演技"している。舞台ならこれで良いが、映画は違うと思う。

藤原竜也の演技、ちゃんと初めて観たのだが確かに上手い。表現も表情も素晴らしく良いが、上手さのベクトルが少し違う。"舞台"で見せるカイジだったら、満点と思う。
大事なセリフの雰囲気はちゃんとカイジしているが、映画としての評価は個人的に難しく感じる。

藤原竜也の整った顔立ちからか、カイジの雰囲気が違い過ぎる。もっとクズっぽい、ギラついた目と尖った感じが欲しい(鼻の話ではなく)。松山ケンイチの佐原もそう。2人共、どうしても優等生的な雰囲気が見え隠れしてしまう。
利根川は大柄なイメージだったので、小さな香川照之では小物に見えてしまう。上手いんだけどクセのある演技は少し違う感じだった。
唯一、光石研の石田はドンピシャな配役。弱々しさもとても良かった。
若い鈴木亮平が黒服役で放つオーラが、一際目立っていた。

で、遠藤はどうして天海祐希??うーん。

尺にまとめたのはとても上手く、実写では表現や視覚的に難しい場面も綺麗に端折っていて好感。脚本、演出も予想を一応上回っていて良かった。

原作"カイジ"ファンには中々の厳しい出来。原作未読でカイジの雰囲気を味わい、ここを原作への入口としてなら満点かも。と、なんだかんだ言いながら、とりあえず続編は観たくなった。

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アル

5.0リスクを恐れず挑む姿勢に感動しました!

2024年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

知的

映画『カイジ 人生逆転ゲーム』は、極限状態での人間の本質が描かれたスリリングな作品でした。カイジが追い詰められながらも逆境を乗り越えていく姿には、企業経営や挑戦の中で感じる「一寸先は闇」という状況が重なりました。

特に心に残ったのは、人間の欲望と恐怖が交錯する場面で、選択肢が限られた時こそ自分の可能性を信じ、リスクを取る決断が求められるというテーマです。

私は、30歳を過ぎてから起業という大きな挑戦をしましたが、この映画を通じて改めて「リスクを恐れず、前進することの重要性」を感じました。
カイジが示すように、勝負の場面では過去に縛られず、目の前のチャンスに飛び込むことが成功への鍵だと思います。視野を広げ、新しい可能性を信じる姿勢が重要であることを再認識させられる作品でした。

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鈴木達哉

4.0人生を変えるために。。。

2024年7月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

原作の完成度が非常に高いと評判なので、チェックした本作。

「キンキンに冷えてやがる」

原作も映画も見たことがなかった私を含めて、多くの人が1回は聞いたことがあり、実際に真似したこともあるセリフではないでしょうか。

中でも作中に登場する「eカード」の戦いがすごく、
心理戦の描写が繊細に描かれていて手に汗握る展開の連続でした。

平民、皇帝、奴隷の3種類のカードを用いて対戦をするこのゲーム。
最弱の奴隷だけが最強の皇帝に勝てるというルールが歴史上の大きな分岐点となる革命を表現しているものになっていて、作品の世界観にピッタリだと感じました。
私は両親の夜逃げや、借金取りが家に押しかけてくる経験など壮絶な過去も乗り越えてきましたが、もしかしたらカイジみたいに連れて行かれて。。。と思ったり(笑)

また、起業家として大事にしてきたことの1つである、「チャレンジし続ける」ことに似ているなと感じました。今の自分の置かれている状況を変えるにはこれまでと違う何か(チャレンジ)をする。それをやるから自分自身の成長になり状況が変わっていくことを日々実感しています。

本作はそんな自分が大事にしてきたことを改めて大事だなと確信させられました。

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中野祐治

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