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映画「ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島」 ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島
劇場公開日 2011年2月25日
解説
C・S・ルイス原作の大ヒットファンタジーシリーズ第3弾。監督は前2作のアンドリュー・アダムソンからマイケル・アプテッド(「ネル」「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」)にバトンタッチ。原作は「朝びらき丸 東の海へ」。後に“航海王”と呼ばれるようになるカスピアン王子が、再びナルニアにやってきたルーシーとエドマンド、そして彼らの従兄弟ユースチスと共に東の海を目指して航海に出るというもの。前作「カスピアン王子の角笛」で抜擢されたベン・バーンズが再度カスピアンを演じる。
2010年製作/112分/G/アメリカ
原題:The Chronicles of Narnia: The Voyage of the Dawn Treader
配給:20世紀フォックス映画
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2021年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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長女と長男がアメリカに滞在中、エドモンドとルーシーはいとこのユースチスの家で動き出した帆船の絵に吸い込まれてしまう。前々回はクローゼットの中、前回は地下鉄の電車が通り過ぎたときにナルニア国へと移動した。そうしてナルニア国王となっていたカスピアンに再会するのだ。ユースチス(ポールター)はやんちゃ坊主で居候の二人にうんざりしていた。標本にしてやる!なんて、かなりの乱暴者か?そんな彼は『リトル・ランボーズ』で大活躍してた。
朝びらき丸は流行の海賊船かと思ったけど、彼らはナルニア海軍。あちこちで領土を広げるという帝国主義の産物であるかのよう。これがイギリス産の物語だと考えると、彼らの国民には受け入れやすいのかもしれない。それはさておき、カスピアン王(ベン・バーンズ)の目的は父の従者であった7人の貴族を見つけること。最初に訪れた島はナルニア領土だったが、奴隷売買が蔓延し、緑の霧の怪物に生贄をささげていた。ここで1人目の貴族に剣をもらう。さらに別の島では透明の怪物(実はのうなしあんよ)がルーシーをさらう。そこに住む賢者コリアキンが残りの貴族の居場所を教えてくれた。憧れの人みたいに美しくなれるという魔法にとりつかれたルーシー。姿はスーザンだった・・・美しいというより、姉さんに憧れてたんだな・・・
次の島では何でも金に変える泉を発見。しかしユースチスが金に惑わされドラゴンへと変身を遂げてしまう。ようやく見つけた青い星に導かれて目的の島へと到着した一行。ついに最後の戦いが始まった。
目的がよくわからない冒険ファンタジー。邪悪な魔法を解くために7本の剣を集めるというのだが、どんな魔法にかけられていたかもさっぱり・・・ペベンシー兄妹も下の二人だけになっちまったし、これはユースチフの成長物語なのだろうけど、彼の面白キャラ以外は見どころがないような映画。
2016年10月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
好みのどっぷりファンタジー。
音楽のよさも相変わらず。
今回はエドマンドとルーシー、従弟のユースチスのみ召還。大人になった為、ピーターとスーザンはいない。
カスピアン王子は王になり、ナルニアを納めているが、船に乗って冒険している。父親の行方も探している。魔法のくらやみ島の魔法をとく為、カスピアン、エドマンド、ルーシーとユースチスは東の果ての世界を目指す。
カスピアンは相変わらず面食い(笑)
スーザンを忘れられず独身のまま。
エドマンドは成長したものの、未だ白の魔女の幻に惑わされている。ルーシーはスーザンのように美しくなりたいと密かに思っている。
三者三様の悩みを抱えつつ、闇の誘惑に打ち克つ様は感動。ドラゴンになったユースチスとリーピチープの関係もウルウルくる。
現実世界に帰る時、ユースチスだけがナルニアに帰還する可能性があることを示唆した。
続編を期待してしまう。原作を読みたくなった。
2016年4月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ワクワク感が前作より薄れるいってしまうのはシリーズものとして仕方ないのだろうか。作品としては悪くないのだが。
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全体的にに悪くなかった。でもなんだか物足りななかった。
今回まではナルニアといえば4兄弟が必ず登場していた。今回ももちろんそうだろうと思っていたら登場してきたのは4兄弟のうちの2人、ルーシーとエドマンドだけ。それにカスピアンと親戚の男の子が加わって謎の四人兄弟みたいになっていた。そこが唯一引っかかった。オーサーとスーザンがいて、そこにカスピアンが加わるからナルニアだと思っていたのになんだそれは、という気になった。(安定にカスピアンは男前)
でもいい場面もちらほらあった。親戚のユースチスが魔力でドラゴンになり、戦う場面もあったり、ルーシーが魔法の本を読むところは良い場面だった。アーサーは剣、リーダー、スーザンは弓、エドマンドは剣と言うイメージがあるが、今までルーシーは治療するだけの小さい女の子。というだけで特に力はなかった。あの本を読む場面は今後、ルーシーが魔法を使うようになることの伏線なのかと思った。
今後の発展のためにこの作品は見るべき。でも今までのような兄弟の絆を期待したらあまり良くない。
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