ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

劇場公開日:

ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌

解説

“かごめ歌”を聞いた若い女性が失踪する事件が続発。現場にはいずれも“銀の鱗”が残されていた。事件が千年の時を経て蘇った悪霊の仕業だと突き止めた鬼太郎たちは、悪霊の呪いを封印するために必要な“古の楽器”を集めることに。しかし事件の裏には妖怪と人間の切ない恋の物語が隠されていた……。水木しげるによる名作コミックの実写映画化第2弾。鬼太郎役のウエンツ瑛士をはじめ、田中麗奈、大泉洋ら豪華キャストが再結集。

2008年製作/119分/日本
配給:松竹
劇場公開日:2008年7月12日

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(C)2008「ゲゲゲの鬼太郎」フィルムパートナーズ

映画レビュー

4.0いい夢見ろよ。

2019年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 「魚が獲れなくなったのは濡れ女(寺島しのぶ)のせいだ~!」と妖怪イジメのシーンにビックリしてしまいました。丁度今日は全国一斉休漁が行われたからだ。漁船の燃料費高騰による漁業者の窮状・・・現代の妖怪に当たるのは重油の税を引き下げない政府か、それとも燃油価格を釣り上げている先物取引投資家たちか?そのうち魚を食べられなくなる日がやってきて、千年ほど我慢しなければならないのかもしれません・・・

 前作『ゲゲゲの鬼太郎』では原作アニメの世界観を楽しんだにとどまったため、それほど期待もしていなかったのですが、ストーリーも映像も妖怪キャラもパワーアップしている印象が残ります。「かごめ歌」をモチーフにして、その歌を聞いてしまった者が魂を抜かれてしまうというホラー仕立ての内容と、人間と妖怪がそれぞれ憎しみあう醜い構図と“それでも人間を守るのか”というヒーロー鬼太郎の内なる葛藤。テーマだけ取り上げても意気込みが感じられる続編となっていました。

 濡れ女の物語は泣ける。泣ける鬼太郎映画を作ってしまったというべきか。しかも笑える要素も散りばめられ、そのバランスはさすが松竹映画(?)というべきなのでしょうか。ぬりかべをスクリーンにした映像では東映をリスペクトした“妖映”というロゴも見られるし、寛平ちゃんのギャグも楽しめる。それに軽部さんの人魂も・・・

 さらにゲスト俳優の演技も映画を引き締めたものに貢献していました。特にマーチングバンドでトランペットを吹く楓役の北乃きいと、ぬらりひょんを演ずる緒方拳。そして濡れ女の夫役である萩原聖人だ。イケメン好きの女性には夜叉(ソ・ジンブ)。お父さん方には星野亜希がお勧めです。個人的には猫娘の田中麗奈だったんですけど、今回はどうしても妖怪に見えなかったのが不思議・・・

 呪いを解くには濡れ女を封印するという展開となり、雅楽器を集めるところも見どころの一つでしょうか・・・日頃お目にかかれない珍しい楽器だし。そして、鬼太郎の出生の秘密にも触れていて、一族が人間に追いやられ、生き残ったのが鬼太郎たちだけだとか、お母さんの名前が“岩子”だともわかるくらい、かなりマニアックなエピソードも楽しめました。

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kossy

3.5前作より

2017年1月22日
iPhoneアプリから投稿

スケールアップした内容で普通に楽しめた。前作は子供向けの内容だったが今作はどの年齢層でも楽しめる内容になってる。敵もぬらりひょんや蛇骨婆、ガシャドクロなど鬼太郎や水木しげる先生ファンには嬉しい面子。コスプレ感は仕方ないがキャストが役に合ってたので違和感はあまり感じなかったです(前作より)
アクションシーンも増えて鬼太郎ファミリーひとりひとりに見せ場があるのは嬉しい!(とくに子なき爺w)
問題はヒロインの楓でなんか偽善者っぽく苦手。逆に鬼太郎ファミリーの方が人間くさいというw
ラストのロマンスシーンはいらないような気がするけどなんだかんだで楽しめたって事でよし(笑)

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しん

1.0退屈…

2015年12月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

寝られる

正直最初から最後まで退屈でした。まずストーリーがあんまり面白くないです。CGやアクションもしょぼいです。時間以上に長く感じました。
俳優陣は鬼太郎以外はハマリ役だと思います。ウエンツ君は少し違うかなぁとww
まぁゲゲゲの鬼太郎は実写化じゃなくて漫画とかアニメで楽しめばいいと思います。

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ロキ様

3.0妖怪が町を歩くとこんな感じになるのか

2015年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

興奮

幸せ

総合:60点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )

 ねずみ男のような妖怪が町を普通に歩いているのは、アニメでは違和感がなかったが実写で観るとかなり異様だった。やはりこのあたりはアニメのほうが素直に溶け込めていいのかもしれない。
 対象が子供向けなのか、ちょっとした場面場面で大人が観ると物足りなさを感じる部分がある。多分子供が観るとちょうどいいくらいなのだろう。でも濡れ女の怨念とそれを利用するぬらりひょんという構図とその結末は良かった。巨神兵のような骸骨の妖怪は凄いのかと思ったらあっけなくて、見た目だけの肩透かしだった。邦画としてはそれなりにCGは頑張っていた。

 日本の妖怪には外人顔すぎるウエンツだが、あれだけ化粧をしていたら外人顔も目立たないので気にならない。大泉洋のねずみ男は雰囲気が合っていた。猫娘はもうちょっと活躍するのかと思っていたらそうでもなかったが、釣り目の田中麗奈はいい配役かも。

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Cape God

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