ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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(原題) The Shawshank Redemption
大好きな作品だから何度も観たことあるけど、劇場では初めて。 必死に生きるか、必死に死ぬか! 希望を持つことの大切さ、前向きな気持ちにさせてくれる映画です。 何よりこの作品を映画館で観れたことが嬉しい。 最近は4Kリマスターされて劇場公開されていますが、とても良い企画だと思います。
見返りの保証がない努力を続けることができる人は最強!
4K版を是非映画館でという映画コムに刺激されて、ファーストデーに夜遅くの最終回で観ました。 142分があっという間で、ラストシーンが名残惜しいほどでした。 やはり、映画は映画館で観るものですね。 一般社会からはみ出して、たくさんの痛みを抱えて生きている囚人たち。 刑務所で、看守から、同じ囚人から、様々な暴力を受けます。 女性と男性ではマウントの取り方が違うので、一概に言えませんが、主人公アンディーに対する暴力は、胸糞悪くなりました。 抵抗するアンディーを半殺しにしたリーダー格の囚人が、おそらく懲罰で看守にボコボコにされ、ザマーミロと思う私も同じ穴のムジナですが…。 私が一番好きなシーンは、有名な脱獄シーンではなく、屋根の塗り替え作業後に、アンディーやレッドの仲間たちで、夕暮れビールを飲むところです。 元銀行マンのアンディーが、遺産相続で困っている看守にアドバイスし、見返りに作業後に全員でビールを飲む権利を得たのです。 アンディーも、レッドたちもリラックスしてビールを楽しんでいます。 人生は、幸せな記憶を紡ぐためにあるのかもと思いました。 賢く行動力があり、利他的で意志が強いアンディーに心から乾杯です(*^-^*)
重要なのは希望を持って行動すること。
平日に家内と。現代はShawshank Redemption。僕の知っているredemptionとい単語の意味は解約、という意味だが当然違う。辞書を見たが恐らく贖罪という意味なのだろう。90年代の傑作の1つと言われているが初めて観た。80%が刑務所内でのストーリー。見るのが辛い場面も多いが、希望を持って行動することが重要であることを教えてくれる。サプライズはあまり無いが、後味の良い映画。時代設定が1950-1960年代なので成り立つストーリーではあるが。
刑務所のマリリン・モンロー
4Kデジタルリマスター版の上映によって、初めて映画館の大画面で観れました♪ 部屋では、もう何回も観てるし、むかし買ったDVD持ってるし、配信でも観れるし、 ですが、映画館の大画面で観たかった!! 公開当時、映画館スルーした人が多く、あとからビデオで観た人達によって、口コミで人気が出たらしいですが、 僕も、その1人で、当時のバイト仲間に「面白かった」と聞いて、ビデオで観ました。 映画館で観たかった方、多いのでは? 僕は、この映画の事をオシャレだと思っていて、 時代が、古き良きオールドアメリカンであり、 リタ・ヘイワース マリリン・モンロー ラクエル・ウェルチ と、壁に貼られた女優のポスターや、 最後のオチまで、 とてもオシャレだと思ってます。 僕の部屋は、この映画にも出てきたマリリン・モンローのポスターが貼ってあるのですが、 最初は、この映画に出てきた女優のポスター3枚を全て並べて貼ろうと思ったぐらい(笑) 初めて観た時は、面白かったんだけど、刑務所の中の残酷な描写に傷付き、落ち込んだりしましたね(笑) ああ、純粋だった頃の思い出…(笑) 原作小説のタイトルは『刑務所のリタ・ヘイワース』らしいですが、タイトルは原作の方がいいですよね。 原作は未読ですが、ラストを変えてあるみたいで、 原作のラストを聞いたけど、ラストは映画の方がいいと思いました。 今まで、たくさん映画を観てきたけれど、ベスト5に入るぐらい好きな映画です。
「好きな映画」率の高さ
10年くらい前婚活してたらプロフィールの好きな映画欄に「ショーシャンクの空に」って書いてる男性がすごく多かった。10人いれば3人書いてる。ミスチルかショーシャンクの空に。 今回4Kリマスターとのことで初めてみた。 悪くはないけど他にもいい映画たくさんあるのでは?!という気持ちに。 刑務所にいる人が書いたおとぎ話みたい。 ラストはバスに乗るところまででいいのに。 基本的にレッドの語りなので、アンディーがなぜ希望を失わなかったのかはよくわからない。ただ彼が強かったから? 出演者が今となってはけっこう豪華。 囚人仲間がみんないい人で、あれなら確かに出たくないだろう。 殺人罪は証拠不十分で不起訴じゃないかなあ…。 この映画好きな人が後年ミストみたらブチ切れるんじゃないか。
この映画は、なぜ評価されるのか?
原題は、「The Shawshank Redemption(ショーシャンクの償い)」です。 邦題は、「ショーシャンクの空に」です。 主人公は冤罪なので、ショーシャンク刑務所で償うことはありません。 主人公について語る有罪の囚人が、償いきれない罪を犯したことに気づき後悔することで、罪を許されるという映画で、原題の方が良いです。 物語は人間ドラマで、登場人物は刑務所の中の人々で、ほとんどの人が出会うことはない人だから、登場人物に感情移入するのも困難です。 主人公が行う、節税対策や資産運用や税務処理や脱税対策は、日本人には身近なものではありません。 刑務所からの脱獄映画としても、実話ではなく、普通の刑務所で、アクションシーンはなく、チームワークもなく、一人で脱獄を計画し、準備し、実行するので、地味です。 刑務所を、自らが所属している組織に変えて、鑑賞してみると、思い当たることが多いはずです。 友人、カップル、夫婦、親子で鑑賞するにも適していないです。 不倫をしない恵まれた夫や妻には、つまらない映画です。 恵まれた友人がいる人には、つまらない映画です。 良い組織で、良い上司、同僚や部下に恵まれている人には、つまらない映画です。 長い人生の中で、周囲の状況が変化し、良い状態が悪化し、逆境に出会い、人間性を失いかけたときに、一人でこの映画を鑑賞するべきと心に留めておく映画です。 不倫をされた夫や妻が鑑賞すれば、この映画から何かを得られるかもしれません。 悪い友人がいる人が鑑賞すれば、この映画から何かを得られるかもしれません。 ブラックな組織で、悪い上司、同僚や部下に囲まれている人が鑑賞すれば、この映画から何かを得られるかもしれません。 逆境に出会い、人間性を失いかけた人が、一人で鑑賞すれば、逆境を克服し、人間性を取り戻すために、何かのヒントが得られるかもしれません。 逆境に出会い、人間性を失いかけた人が、人間性を取り戻すため、逆境を乗り越えるために「必死に生きるか」、人間性を押しつぶし、逆境の中で「必死に死ぬか」ということです。 ナレーションは、主人公の状態を、この映画を鑑賞している一人ひとりに、語りかける効果があります。 小説で例えるなら、夏目漱石の「坊ちゃん」、J・D・サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」に似ています。 夏目漱石の「坊ちゃん」、J・D・サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」が好きな人は、この映画も気に入るはずです。 俳優の演技は上手いですし、作り話なので、伏線の張り方、伏線の回収の仕方は、お見事です。 伏線を見出し、回収できるかで、この映画への評価が変わります。 この映画の中にある名言を見出せるかで、この映画への評価が変わります。 この映画を製作するにあたって、2,500万ドルの予算を確保しましたが、興行収入は1,600万ドルに留まり、赤字です。 映画評論家の評価は高く、アカデミー賞にノミネートされ、再公開され、世界収入を合わせて、5,600万ドルになりました。 高い評価に比べると、低い興行収入です。 興行収入が低いということは、少ない人しか鑑賞していないということです。 この映画を鑑賞した少ない人から、高い評価を得ているという映画です。 主人公は、刑務所の中での生活に順応して生きるという「プランA」と刑務所から脱走するという「プランB」を準備していたので過酷な刑務所生活を過ごすことが出来て、状況が変われば刑務所から脱獄することにも成功します。 自分も、ブラック企業の中で順応して生きるという「プランA」と早期退職するという「プランB」を準備していたので、パワハラを受け、指名解雇されても、退職し、生活することが出来ています。
賢者の行進
賢い銀行員は嫉妬に狂い、殺人犯の汚名を着せられた 賢い囚人はその賢さを武器に刑務所内を上手く渡り歩いた 賢い囚人はその賢さゆえに傲慢な役人の巧妙な罠に嵌められてしまった 賢い囚人はそれでも諦めずに逃げ出す機会を伺っていた 遂に時は訪れた 賢い脱獄囚は間接的ではあるが自分を嵌めた奴らに豪快な復讐を遂げた そして、賢い友人は自分がいざ仮釈放になったら、怯えてしまった しかし、その友人は賢さをなくしてはいなかった 約束を思い出したのだ 彼は約束を果たしに危険を冒して危険な町に行った そうして、賢者たちは再会した。 ピンチこそチャンスである。 それを活かすのは日々の教養と知性を鍛練し、希望を棄てないということである。
ニューシネマ的だから
随分前に自宅で鑑賞し、評判通りの忘れられない作品になったので、今回劇場まで足を運びました。
ショーシャンク刑務所は、まるで私達の社会そのものでした。社会の中では序列がつけられ、様々な役割が与えられています。肉体労働をする者、商売をする者、知的労働をする者、管理する者、搾取する者。
例え社会(刑務所)が自由のない管理された環境であっても、管理され続けた人間は、その環境を好み、どんどん自由を恐れる人間になっていきます。アンディの様に自由を欲して脱獄を企て実行に移す人間はほとんどいないのではないでしょうか。だからこそ、アンディはカリスマ性があり、観ている私達を魅了するのだと思います。
仲間達との友情、目標に向かい努力すること、芸術に触れる素晴らしさ等、沢山のテーマが盛り込まれた作品でした。その中でも私が一番心に残ったテーマは、「あなたは、現実社会の中で本当はどういう人生を生きたいのか?」という自分と向き合う部分でした。このままでいいのか?自由が欲しいのか?大きなチャレンジをする価値はあるのか?
本作は、「暴力脱獄」が元ネタだけあって、90年代の作品でもニューシネマの香りがしてきて、そういうところも好きです。
無実の罪のアンディが希望を持ち続け耐え抜く日々。 中盤までは淡々と...
無実の罪のアンディが希望を持ち続け耐え抜く日々。 中盤までは淡々と進むが、終盤になると一気に物語は展開する。 全て計算された日々に驚き。 表現が不器用でも、ひたむきに希望を持ち、信頼する友を大切する彼の行動に感心。 この映画の全てはあの雨のシーンに表現されていると思う。名場面ですね。 そして、モーガン•フリーマンがとても良いです。
自由とは何かを問いかける。 心に豊かさ、学び、希望があること。 刑...
自由とは何かを問いかける。 心に豊かさ、学び、希望があること。 刑務所が心、人生を比喩している。 浦島太郎になってしまったブルックスの死から多くを学ぶことができる。 慣れの恐ろしさ。 必死に生きるか、必死に死ぬか、自分の人生はどちらを選択しているか顧みる。 自ら鍵をかけフィガロの結婚をかけるアンディの表情が最高。 自由をテーマにした数多くある映画の中で最高傑作の一つ。
死ぬ前にまた観たいと記憶に刻まれる映画
前に見たことあるけど確かスティーブン.キング 子供の頃はホラー大好きで彼の映画にゾッコンだった だからスタンド バイ ミー やグリーンマイルは また観たいなと思わなかった それでも ショーシャンクの空に ! また観るリスト強反応! やっぱり すごい いい映画 !!! キャスト色々あったらしいけど彼らで良かった! 子供でも いい映画って理解できて 覚えてて 50歳になっても とてもいい時間を 過ごせました こんないい映画を忘れずに 死ぬ前にもう一度観たいと思いました
刑務所の脱獄を達成した時のシーンが泣きそうでした
金曜ロードショーのリクエストでどんな映画なのか初めて観ました。
無罪で投獄された主人公が囚人仲間との交流を深めそして脱獄を決意します。
中でも共感したシーン
1.レコードで流された音楽を刑務所内で流した時の囚人たちの反応
2.刑務所から脱獄を達成した時の雨に打たれるシーン→それは奪われた自由がやっと解放されたんだと思い込めたと思います。
2022年鑑賞
デジタルリマスター版を鑑賞。
今まで何回も見たけど、
映画館で見るのは初めて。
必死に生きるか、必死に死ぬか
自分が年齢を重ねたこともあるのかもしれないけど、
この言葉の意味を改めて考えさせられました。
必死に死ぬのを選択してしまったのはブルックス。
最後の瞬間、彼を思い止まらせるモノは
なかったのかな…
最後の再会のシーンは
何度見てもやはり涙が溢れました。
必死に生きましょう!
さすが名作と呼ばれるものは名作。
今年175本目(合計451本目/今月(2022年6月度)22本目)。 もとは1990年代の映画なのですね。4Kリマスター版での復刻上映ということで、それこそ今ならレンタルでもVODでも借りればそれでも見られるのですが、復刻上映というなら映画館で見たほうが、ということで選択。 もう30年も前の映画なので、表現についてやや不穏当な部分もあります(ごくわずか)。ただ、そこは「ギリギリ気が付くか」という程度です。 結局のところ、この映画を一言でいえば「知性・知恵」なのだという考え方です。こういう映画(刑務所ものや、広い意味でナチスドイツの収容所を扱うものを含む)はその性質上、「閉塞感」がどうしてもあるのですが(むしろないほうがおかしい)、この映画に限っては確かにストーリーの大半は「施設内」(いわゆる「塀の中」)で進むものの、それを感じさせない「ある意味での」開放感と、それを感じさせないストーリー、また主人公が持っていて駆使する「知識・知恵」といった部分で、いわゆる「刑務所・収容所もの」という分野からくる「閉塞感」がかなり打ち消されている印象です(よい方向において)。 上述通り、やや言葉の使い方上気になる点がある(不穏当な表現、いわゆる日本語の乱用)ことは気にはしましたが、リマスター版という事情であることないこと勝手に付け加えられないので(おそらく、フィルムの修正だけ?)、減点なしにしています。
映画版、学問のススメ
この作品を真正面から捉えると、まさに学問のススメのように感じました。 主人公の脱出の過程や刑務官や友人達との会話にも知性を感じます。悪を倒し、正義が勝つ為には度胸と勇気だけでなく、知性、知識が大切だという事を感じ、考えさせられます。 そしてよくある映画のような恋愛ではなく、友情を描いているのも良かった。ジャンプ漫画のような暑苦しい友情ではなく、心の底で信頼し合っているような静かで豊かな友情を描いている点が良かった。
色んなテーマが織り込まれた不朽の名作
これまでに何度も見た「ショーシャンクの空に」の4Kデジタルリマスター版が劇場で公開中。不朽の名作こそ、音を全身で感じ、大きなスクリーンに包み込まれて観たい。 閉ざされた生き地獄ショーシャンク、上を見上げると、そこにはムショもシャバも関係のない果てしない青空に、希望と自由が広がっている。人種も年齢も超えた温かな男の友情にグッときて、アンディとブルックスの自由を巡る対比の描き方にハッとする。 “希望は永遠の命だ” 必死で生きるか、必死で死ぬかーー ラストの伏線回収、いつ見ても泣ける。 アンディの牢獄のポスターが、3回変わった。それぞれ時代を代表する女優の変化に20年の歳月が感じられる。 演技、美術、カメラワーク、音楽、緻密な演出、全てにおいてパーフェクト。明日への活力となる作品。 【以下ネタバレ】 押し黙るしかない始めの60分、冤罪のアンディへの理不尽かつ非人道的な行為と描写には胸がえぐられ、見ているこっちが心折れそうに。 そんな環境下でも自分にできることを少しずつ進めながら、20年かけて脱獄に成功。 自身が得た学問、文化は人からは奪われることはなく、音楽や物語も自分で生み出すことができる。どんな環境下においても心の豊かさは失ってはいけない。 ブルックスが仮保釈後に自殺してしまうシーンは、本作のいくつかあるテーマの一つではないだろうか。現在でも出所者の二人に一人が刑務所に戻るという現実がある。 レッドも仮保釈後に罪を犯そうと心が揺れるも、アンディが逃亡する前に話した言葉を思い出す。 なんにせよ、アンディの頭の良さと信念と不屈の闘志には感服。
名作だ。それは間違いない。ただ、圧倒させる感動がない。
今回、全編を通して始めて鑑賞した。最初に観たのはNHKBS放送で、冒頭部分を見逃した。見なくても話の筋には関係ない箇所だ。 4Kデジタルリマスター版の綺麗な映像及びスクリーンで鑑賞するのは、気持ちがいい。 友人レッド(モーガン・フリーマン)の視点から主人公アンディ(ティム・ロビンス)の物語が語られる。観終わると私に圧倒的な感動が湧き上がらない。役者の演技には、文句をつけるところがない。 モーガン・フリーマンはアカデミー賞助演男優賞をあげたいくらいだ。ただし、音楽は少しおちる。 アンディが脱獄に成功しても、良かったなと思うだけで感動には至らない。アンディの性格設定で、彼は自らの心のうちを明かさないタイプとなっている。それが私に感動をよばない原因かなと考えている。彼の置かれた立場には同情するが、彼に感情移入できない。脚本及び監督の責任だろう。アカデミー賞候補にはなったが、受賞できなかったのはこれが原因かもしれない。
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