ショーシャンクの空にのレビュー・感想・評価
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どんな状況でも前向きに
彼は刑務所の常識を完全に変化させたはず。
かなり理不尽な状況なのに、知性や経験からの様々なアイデアで人と接していた。その姿が未来を切り開く鍵となることを証明していた。
犯罪者というだけで人権が剥奪されている感じと
保身のためには人を殺してしまう刑務官
自分の知らない世界で起きていることを知ることができた。
名作中の名作。異論なし。
いいかげんレビューしないわけにもいかないでしょ、という作品。
もちろん、名作中の名作。異論なし。
なんだろう、はじめて観たときに沸き上がってきた感情は。この映画にしかないものだった。涙を流すでもなく。心が洗われたような。
いろいろ印象的な場面がある。ビールのくだり、図書係のじいさん、など。
レッドの最後のセリフで何度も出てくる「I hope」。生きていく上でやっぱり希望は持ち続けないと。個人的に人生中もっとも絶望的なとき、たまたま観た、そのときの感銘たらなかった。
最後の浜辺のシーン、あれはレッドの描く希望なんですよね。美しいラストでした。
今更ながら初めて鑑賞。 なるほど確かに名作だと思った。 個人的に余...
今更ながら初めて鑑賞。
なるほど確かに名作だと思った。
個人的に余韻などはあまりなかったが、観ている間とても引き込まれる映画だった。
キャラクターと、刑務所の中という馴染みのない環境にわくわくすることができた。
DVDには監督の副音声版もあって、制作の裏側が聞けて面白い。
最高!ありがとう!
名作だからいつかは見ようと思っていたが、見るタイミングが無かったので最近やっと見ました。
こりゃーみんな好きになるわ!って納得!
見て後悔しないと思います。
希望は忘れちゃいけないって教えられた気がしました。
鮮やか
この映画は本来 暗くなるような話なのに、あまり暗くありません。
獄中での暮らしの中で起こる小さな楽しさみたいな所が楽しいんです。
監獄のシステムそのものが決して合理的な更生方法ではない、という 背景も良かったです。
たしかに リアルに問題になっているし、脱獄する必要性を強調できるので、理解しやすいです。
いろいろと理解しやすい映画です。
頭がごちゃごちゃにならないので、疲れません。上手いプレゼンテーションみたいな映画です。すごく コンペに勝ちそう。
後味が良い!・・・かな!?
人としての生き方を学べる映画と言える。
自由の尊さ、しかし自由が有っても孤独だったり希望が持てないと生きていけないとか・・・。
どんなに不運な事が続いても希望を捨てては駄目とか・・・。
作品としても、終始飽きさせないしティムもフリーマンも良い!最後の爽快感も良い!
しかし考えてしまう。真犯人はこの件では野放し。
無実の罪でアンディは20年も酷い扱いを受けて手にしたのは37万ドル!?元銀行の副頭取が・・・。
自分の親にも会えず架空の人となってひっそり生きていかないといけない・・・。
スッキリしたよーな、しないよーな!!
なんじゃこりゃあ!!
映画は人生の教科書
映画の中の映画だと思う。
最近の映画は映像美で見せたり、アクションで見るというとても表面的な映画しかないが(私が見た限り)この映画は違う。「希望を持ち、明日を生きることは馬鹿なことじゃない」と心に直接語りかけてくれるような気がしました。
どんなに辛いことをされても希望や自分の叶えたい夢を信じ、そして何より自分を信じ続ければ夢が叶う。
そして何より、最後の解放感と爽快感はとても気持ちがいい
善と悪、幸運と不運、希望と絶望、安心と不安とは何か?どこにあるのか...
善と悪、幸運と不運、希望と絶望、安心と不安とは何か?どこにあるのか?ぐちゃぐちゃにされる。
必死に生きるか、必死に死ぬかしか選択肢はない。
どんな状況にあっても、
友を持ち、安らかな心を持ち、希望を持ち、必死に、
まっすぐ生きたいと思った。
主題とはズレるが、
音楽は誰も奪えない。その通りである。
評判以上
刑務所ならではの生活や苦悩の中で、みんなの安らぎのために音楽を流したり、図書館を作ったりなどアンディの天才的かつ優しさ、心の豊かさが作品にでている。
特に、屋上でビールを飲むシーンは最高。「酒はやめたんだ。」と言ってビールを断り、独り離れたところで仲間の様子を見るアンディ。
釈放されて自殺してしまったブルックスと同じ道を行きかけるレッドが、アンディとの約束を思いだし、再会する。再会シーンは、晴れ晴れしく、心から感動できる。
映画を観た後には、10年という月日に重きを感じた。希望や夢を持って1日1日を過ごしていきたいと思える作品。
ずいぶん昔に観て、久々に2度目の鑑賞。 やっぱモーガン・フリーマン...
ずいぶん昔に観て、久々に2度目の鑑賞。
やっぱモーガン・フリーマンいいわ。
2014.6.19
アンディ…
観る前は長い映画なんだなーって思ったけど、あっという間の時間。
展開は読めても、アンディの人格に惚れ惚れして見入ってしまった。
アンディがみんなにビールをふるまい、微笑ましく見てるその瞬間からやられてしまった。。
人の喜びが自分の喜びになるって素晴らしい。
彼の人格と頭の良さが、観ていて本当に爽快だった。
希望を持って、目の前にあることをコツコツと…何事も本気でやる。
今の自分にもありがたいメッセージでした。
映画の雰囲気や、キャストの良さも素晴らしかった。
星五つに出来なかったのは、アンディの脱獄後の落ち着いた感…あの展開以外ないのは分かるし、良かったとも思うけど…何か物足りなく感じたような…
間違いなく星五つ!とは出来なかった。
でももしかしたら、もう一度観たらまた違うかも!
20年前の映画とは思えない、とても良い映画でした。
希望は死なない
勝手にスティーヴン・キング特集その26!
今回は人間ドラマの名作『ショーシャンクの空に』をレビュー。
この特集は『ミスト』と本作とあと1本で締めようとずっと考えていたが……
6年かけてようやっとこの作品に辿り着けました……(かかり過ぎ)。
原作は1982年発表の中篇『刑務所のリタ・ヘイワース』。
映画化に際し、原作からは様々な追加・改変が施されている。
数名のキャラを1人にまとめたりして流れをシンプルにしている他、
レッドと老ブルックスの出所後の様子や、『フィガロの結婚』、
レッドが『希望』への警告を述べる場面、トミー青年の最後、
アンディが自殺を図るのではというサスペンスなどなど、
物語をドラマチックにする追加が多々。
リアルで泥臭い原作よりドラマチック過ぎるきらいはあるものの、
裁かれるべきでない者が裁かれ、裁かれるべき者が裁かれない世の不条理、
罪を購うということの意味、終身刑というものの持つ重みは原作以上。
そして何より、あのラストがもたらす巨大な感動は唯一無二のものだ。
...
この映画を観るまで、終身刑は死刑よりも生ぬるいものと思っていた。
しかし、考えようによっては終身刑は死刑以上のものなのだろうか。
世の中には一生刑務所から出て来なくてもいいような悪人がいると思う。
だけど、自分の犯した罪を心の底から悔いている罪人もいるとも思う。
そういう人間はきっと、来る夜も来る夜も自分を責め、
あの日に戻れることならと悔い続けるのだろう。
自分が人から奪った年月と同様、失った年月の重みを自身の身で
思い知らされることは、やはり贖罪と呼べるのかもしれない。
主人公レッドも老ブルックスも重罪人ではあったが……
赦しを乞う権利くらいはある人間だったと思う。
育てたカラスをいとおしみ、別れを告げる姿。
暗闇でハーモニカを一吹きし、失われた歳月を思う姿。
社会に、時代に取り残され、自分が何より
無価値な存在に思える苦しみと悲しみ。
赦されたいと願う人間が赦されるには、
一体どれだけの歳月と後悔が必要なのだろう。
...
レッドはアンディに「希望は危険な代物だ」と諭す。
それはきっと、希望が叶わなかった時の絶望ほどに
深く暗い場所は無いからだし、レッド自身はもう自分は
何の希望も抱けないと考えていたからだと思う。
アンディは違った。
冷たいビールを振る舞い、美しい音楽を流し、
束の間でも人間らしい心を思い出させてくれた男。
世の理不尽さに打ちのめされ、人の悪意に打ちのめされ、
絶望の淵に立たされても、人間らしくあることを貫いた男。
彼が友に宛てた手紙の言葉には、僕は何度聞いても涙してしまう。
思い出してくれレッド、
希望は良いものだ、
きっとなによりも良いものだ、
そして、良いものは決して死なない。
あれはレッドにとっての赦しだったのかも。
俺もまた希望を抱いても良いのだという赦しだったのかも。
...
不屈の男アンディ・デュフレーン。
自分の罪で投獄されたのならまだ納得はできるが、
無実の罪で終身刑というのはあまりに辛すぎる。
19年間、檻の中と檻の外の悪人たちに叩きのめされた彼は、
誰より人間性を失っていてもおかしくなかったはずなのだ。
だが彼は負けなかった。
彼を支え続けたのは石ころひと欠片の小さな希望だった。
ちっぽけなロックハンマーで穴を堀り続けてここを出るという希望。
暗い穴を抜け、“記憶のない海”でホテルを営み、舟釣りをするという希望。
(原作では「ハネムーン用のホテル」と語っている。
理由はきっと、亡くした妻への想いだろう)
アンディは塀の中から、いつもあの途方もなく大きな青い空を夢見ていて、
レッドや他の囚人にも、空を見上げることを思い出させたかったんだと思う。
そして、アンディとレッドが青空の下で再会を果たすラストシーン――
...
ああ、これほどまでに喜びと希望に
満ち溢れた物語に出逢えることはきっと稀だ。
あんなにも大きく美しく青く澄んだ空と海を、
生涯の友と交わす一点の曇りもない微笑みを、
どうしてどうして忘れられるだろうか?
この映画は人間の最良の部分を思い出させてくれる。
どんな時でも希望を抱き続けて進むことが、
そして、人に喜びと希望を与え続けることが、
どれほどに気高いことなのかを思い出させてくれる。
「人生はふたつにひとつだ。必死に生きるか、必死に死ぬか。」
何があっても人生は続く。そして人生は、
何の前触れも理由も無しに、情け容赦なく
拳を振り上げてこちらを打ちのめそうとしてくる。
理不尽で無情な人生にどこまで抗えるかは分からないが、
そんな奴にただただ負けっ放しなんてまっぴらじゃないか。
それなら、歯を食いしばってでも人間らしく笑ってやるのだ。
高校時代に初めて観て以来、
ずっと心の中で大事な場所を占めている作品。
この映画を観ると、いつも元気と笑顔をもらえる。
それが物語の力だと思う。それが映画の力だと思う。
人間のイマジネーションが持つ、巨大な力だと思う。
映画って本当に良いものだ。
<2018.11.09鑑賞> 2018.11鑑賞
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余談:
なお、主人公レッドは赤毛のアイリッシュ系という原作設定から
アフリカ系アメリカンのモーガン・フリーマンに変わっているが……
彼の深みのある演技を一度観てしまえば、そんなことは些細な違いだろう。
最後の、消え入るほどささやかで嬉しそうな「I hope.」の響きが忘れられない。
何度も見たくなる作品
すごい先のことが予想できる作品ではありました。でもラストのどんでん返しが魅力満載です。
アンディが有罪か無罪かが最後までわかりません。そこが面白いところです!人によってはアンディは本当は罪を犯していて最後は他人を自殺まで追い込み、脱獄するというサイコパス気質を感じるのもありです。アンディは本当に無罪で長い刑務所生活を罪を着せられながら切り抜け、脱獄するというただただ感動を感じるのもまたあり。
人それぞれ想像ができて多くの楽しみ方ができると思います😊
この作品の素敵なところは希望を持つことの素晴らしさです。そしてどんなつらいときも芸術(この映画では音楽ですね)が心の糧になってくれること。とても多くのことを学ばせてもらいました。
さすが名作!じわーっと沁み渡る良さ。
かなり有名な作品なのに今まで見たことがなく、Amazonプライムに上がっていたので初めて視聴。
刑務所ものっていうと、私にとっては「グリーンマイル」やドラマの「プリズン・ブレイク」が代表的な作品だったけど、この作品もまた刑務所内の環境の厳しいこと。。普通なら心が折れてもおかしくない状況で希望を持ち続けたアンディは本当にすごいし、周りにも観てる側にも希望を与えていました。
アンディがすごいのは勿論なんだけど、それもレッドが居てこそというか、彼のアンディへの思いやりや友情がまた沁みました。
ワクワクしたり、可愛そうでつらくなったり、胸糞悪くなったり、温かい気持ちになったり、涙がボロボロ出るような映画ではないけど観てる側の心が忙しくて観終わったあとの満足感が半端ない映画でした。
「必死に生きるか、必死に死ぬか」そうアンディが残した言葉へのレッドの答えも素敵でした。
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