ザ・ビーチ(2000)

劇場公開日:

解説

現代の若者の倦怠と狂気を美しいリゾート地を舞台に描いたサスペンス・ロマン。アレックス・ガーランドの同名ベストセラー小説の映画化。監督は「普通じゃない」のダニー・ボイル。脚本は「普通じゃない」のジョン・ホッジ。撮影は「エビータ」のダリアス・コンジ。音楽は「隣人は静かに笑う」のアンジェロ・バラメンティ。出演は「仮面の男」のレオナルド・ディカプリオ、「愛の悪魔」のティルダ・スウィントン、「プレイバック」のヴィルジニー・ルドワイヤンほか。

2000年製作/119分/アメリカ
原題または英題:The Beach
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:2000年4月22日

ストーリー

リチャード(レオナルド・ディカプリオ)は退屈なアメリカを飛び出し、刺激を求めてバンコクへ。その夜、リチャードはダフィ(ロバート・カーライル)と出会い、秘密の孤島「ザ・ビーチ」の伝説を聞く。ある日、ダフィが自殺。リチャードの部屋のドアには孤島の地図が貼りつけてあった。リチャードはフランス人のカップル、エチエンヌ(ギヨーム・カネ)とフランソワーズ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)を誘い、孤島へ渡る。島にたどりついた3人が見たものは、20人ほどの若者が暮らすコミュニティだった。楽園のような暮らしを楽しむリチャードたち。だが、次第にコミュニティの影の部分が明らかになる。さらに、リチャードが島の地図をコピーして他人に渡していたため、都市からさらに若者たちがやってくる。それを見たコミュニティのリーダー、サル(ティルダ・スウィントン)はリチャードを追放。リチャードは孤立するが、農民たちが新しくやってきた若者を射殺したのを見てフランソワーズとエチエンヌを呼びに戻る。3人で島を出ようとした矢先、農民たちがコミュニティにやってきて「出て行きたくないならリチャードを殺せ」とサルに迫る。銃の引き金を引こうとしたサルに全員が信頼を失い、サル以外の若者は島を捨てる。アメリカに帰ったリチャードは「楽園は自分の中にしかない」と気づくのだった。

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写真:Album/アフロ

映画レビュー

3.0パリピだった

2024年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

気の合う仲間だけでずっとパーティをしていたい。苦しむ人がいたら見捨てればいい。悲しいけど人間の本質なんですかね。コミュニティの頂点にいる人は、特にその傾向が強い。国内の政治を見ていて良くわかっていましたが、人間って浅ましいですね。

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ミカ

3.5悪い意味で期待を裏切るサスペンス

2024年6月20日
スマートフォンから投稿

難しい

タイ×ディカプリオ、良い!
ティルダ・スウィントン、良い!
なんかミッドサマーみたいになりそう!

...という期待を打ち砕かれた映画。
色々詰め込みすぎてよくわからないことになっていた。

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はりぷ

2.5中途半端な幕引き

2024年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

スウェーデン人のくだりはきっと”口封じ”を表現してるんだろう。
あの場面でリチャードがああする必然性ってのが分からないけど。

けっきょくリチャードはあの頃のあの島に戻りたいって話なんだと思う。
なんか中途半端な幕引きで、作品としてはちょっと…って感じ。

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mar

3.5大きかった永遠の快楽を求めた代償

2024年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

レオナルドディカプリオ扮するリチャードはひとり旅でバンコクへ向かった。木賃宿で隣部屋の自殺した男から秘密のビーチの話を聞いていたので乗っかってみる事にした。しかし泳ぎ着いたそこは大変な島だった。
レオナルドディカプリオが若いね。永遠の快楽を求めた代償は大きかったな。

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重