男と女(1966)

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劇場公開日:

男と女(1966)

解説・あらすじ

当時無名だったフランスのクロード・ルルーシュ監督が自ら資金を調達して製作した恋愛ドラマ。主演はアヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャン。スタントマンの夫と死別した脚本家アンヌと、妻に自殺されたカーレーサーのジャン・ルイによる大人の恋愛がフランシス・レイの音楽と美しい映像にのせてつづられる。1966年の第19回カンヌ国際映画祭ではパルムドールを、同年度のアカデミー賞では外国語映画賞を受賞した。2016年、製作50周年を記念してデジタルリマスター版でリバイバル公開。

1966年製作/104分/G/フランス
原題または英題:Un homme et une femme
配給:ドマ、ハピネット
劇場公開日:2016年10月15日

その他の公開日:1966年(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第24回 ゴールデングローブ賞(1967年)

受賞

最優秀主演女優賞(ドラマ) アヌーク・エーメ

ノミネート

最優秀監督賞 クロード・ルルーシュ
最優秀作曲賞 フランシス・レイ
最優秀主題歌賞
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(C)1966 Les Films 13

映画レビュー

4.5ルルーシュが残した完璧な"構図"の数々。

2016年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

映画史に於いて"構図"の完璧さで本作は他に類を見ない。海辺のボードウォークをゆっくりとカメラが前進する冒頭のタイトルロールから、愛し合う男女が車のシートに隣り合わせて座り、前方、つまりカメラ側を見ながら語り合うシーン、ベッドの両サイドに少し離れて座るスリリングなシーン、うっすらとぼやけたパリの町並みを背景に佇む女、等々、監督のクロード・ルルーシュはフレーム内で表現し得るすべての基本構図を作品に投入している。それは、当時、否、今も斬新な映像手法。以来、遂にこれを超える作品を発表することはなかったルルーシュだが、彼が映画史に刻んだ足跡は永遠に色褪せない。

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清藤秀人

4.5映画技術(撮影、演技、編集、音楽挿入など)の宝庫のような映画

2025年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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mac-in

3.5大人の恋愛

2024年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

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共感した! 3件)
FormosaMyu

5.0男と女の「それまで」と「距離感」

2024年1月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

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Suï-én

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