新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬

劇場公開日:

解説

サラブレッドを生産する緑の牧場を舞台にする“新番外地シリーズ”第六作目。脚本は「傷だらけの人生」の村尾昭。監督は同シリーズ前作「新網走番外地 吹雪のはぐれ狼」の降旗康男。撮影は「夜の手配師 すけ千人斬り」の星島一郎がそれぞれ担当。

1971年製作/105分/日本
原題:Duel at the Cape Shiretoko
配給:東映
劇場公開日:1971年8月13日

ストーリー

傷害事件で刑に服していた末広勝治は、二年八カ月ぶりに網走刑務所をでた。末広は結婚間近い妹の待つ東京へ向おうとしたが、駅前の食堂で、加納牧場と熊谷牧場の乱闘に捲き込まれたことから加納牧場で働くことになった。競走馬を生産する加納と熊谷の牧場は、ダービー馬をめざして先代から競い合う仲だった。熊谷の先代がレースの不正事件で死んだ後は、三人の兄弟太郎、源二、三郎はダービー馬の生産を目ざして懸命だった。ところが加納牧場にダービーの有力馬カノーホマレが生産されるに及んで、三兄弟は、この馬を手に入れようと様様な奸計をめぐらしていた。末広が加納牧場の人達から暖く迎えられた頃、熊谷牧場に、渡世人五代政雄がワラジをぬいだ。五代は、亡き親分の仇の末広を追ってきたのだ。奪われたジープを取り戻しに熊谷牧場にでかけた末広は、そこで五代と再会する。ドスを手に対決を迫る五代。そこへ駈けつけた加納と直吉。直吉は三日間の延期を申し入れた。「三日後、末広がもし戻らなければカノーホマレを」これが熊谷のだした条件だった。あわただしい妹の結婚式をすませ旭川空港から網走に向った末広は、熊谷の配下に襲われた。走る汽車のデッキからとび降りた末広は、傷を負いながらも放牧の馬に乗って牧場へ急いだ。末広の身体がすっかり回復した頃、加納が熊谷のダンプカーによって殺された。さらに、妻美沙子も誘拐されたが末広に助けられた。打つ手のすべてが失敗した熊谷はカノーホマレを殺そうと計画し、止めに入った直吉、五代までをも殺してしまった。怒りに燃えた末広は、美沙子、忠男、カノーホマレに別れをつげると熊谷牧場へと向った。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0降旗監督になってからギャグ色が強くなりすぎて、どうも作品の格という...

2023年2月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

降旗監督になってからギャグ色が強くなりすぎて、どうも作品の格というか、品というか、が落ちてしまった(アサヒビールの広告には不覚にも笑ってしまったが)
本作、登場人物、あれもこれも大物も渋めも続々と死にまくります(笑)そしてラストは定番大立ち回り。もはや八つ墓村の狂人殺人鬼にしか見えない。今井健二の串刺しが定番化してきたか(笑笑)
BS12

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はむひろみ

2.5サラブレッド牧場

2023年2月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

網走刑務所を出所した主人公(高倉健)は、結婚を控えた妹のところに向かうが、ひょんな事で牧場主と知り合い、ご厄介になることに。
この牧場には有望な若駒がいるのだが、隣の悪辣な牧場主が狙っていた。
悪い奴らがただの悪いやつなのが残念。

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