新網走番外地 吹雪のはぐれ狼

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解説

“新番外地シリーズ”第五作。雪化粧をした零下の北海道、カムイベツを舞台に高倉健が暴れ廻る。脚本は「新網走番外地 大森林の決闘」の村尾昭。監督、撮影も同作の降旗康男と森七郎がそれぞれ担当。

1970年製作/107分/日本
配給:東映

ストーリー

九州若松組の末広勝治は、組のために体を張った傷害事件で、網走刑務所に送りこまれた。一本気で正義感の強い勝治は、看守の守田が、囚人で北海道カムイベツの暴力団五十嵐組の幹部手塚と組んでの、豆横流しの事実を知ってことあるごとに彼らに反抗した。一方、勝治に事実を知られてしまった手塚は裏山の作業場で勝治の不意を襲った。意識不明の勝治を救ったのは、巡回牧師のウィリーたった。ウィリーの教会は、カムイベツの港町を見下す小高い丘の中腹にあり、その後方にはウィリー・ジョンソンホームがあった。そこでは、少年院を出たものの身寄りがなく、悪の道へ転がり落ちるしかない札つきの若者たちをひきとって、善導していた。だが、少年たちはウィリーの善意をよいことに、やりたい放題のことをやっていた。ウィリーの仕事を手伝うようになった勝治にとって、ボクシングを通じて少年たちを更生させたいという願いのもとにつくられた、ホームの中のジムのコーチは楽しいものだった。そして、選手権試合の当日、ホーム代表の大関は勝利を治め優勝した。だが五十嵐から強要されていた八百長試合をはねつけたために、彼が放った刺客に殺されてしまった。ウィリーのどのような言葉も効果がなかった。勝治にはただ悪に対する激しい怒りしかなかった。勝治は吹きつける雪の中を五十嵐組の事務所へと急いだ。

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