ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

劇場公開日:2025年11月14日

解説・あらすじ

1995~96年に放送され、社会現象を巻き起こしたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を、新たに4部作の劇場版として構成した「新劇場版」の第1部。

突如世界を襲った未曾有の大災害「セカンド・インパクト」により、人類は半数近くを失い、世界各地に深い痕跡を残した。災厄から年月を経て、ようやく平穏な日々が戻りつつあったある時、14歳の少年・碇シンジは、10年ぶりに再会した父ゲンドウから、彼が司令官を務める特務機関NERV(ネルフ)に呼び出される。そしてシンジは、人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットとして、「使徒」と呼ばれる謎の存在と戦うことを命じられる。

原作・総監督はテレビ版に続き庵野秀明が務め、緒方恵美、林原めぐみ、三石琴乃、立木文彦ら主要キャストも続投した。庵野監督が設立したスタジオカラーがアニメーション制作を担い、新作パートの画コンテに「日本沈没」の樋口真嗣、「交響詩篇エウレカセブン」の京田知己らが参加。主題歌は宇多田ヒカルが担当している。

2025年11月には、「エヴァンゲリオン」シリーズ30周年を記念した上映企画「月1エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026」にて期間限定リバイバル上映(※上映バージョン:1.11)。

2007年製作/98分/日本
配給:カラー
劇場公開日:2025年11月14日

その他の公開日:2007年9月1日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

オフィシャルサイト

スタッフ・声優・キャスト

総監督
庵野秀明
監督
摩砂雪
鶴巻和哉
エグゼクティブプロデューサー
大月俊倫
原作
庵野秀明
脚本
庵野秀明
主・キャラクターデザイン
貞本義行
主・メカニックデザイン
山下いくと
新作・画コンテ
樋口真嗣
京田知己
画コンテ
鶴巻和哉
庵野秀明
作画監督
松原秀典
黄瀬和哉
奥田淳
もりやまゆうじ
貞本義行
メカニック作画監督
本田雄
特技監督
増尾昭一
演出
原口浩
作監補佐
大塚八愛
田代雅子
高山朋浩
デザインワークス
高倉武史
okama
渡部隆
海老川兼武
佐藤道明
鷲尾直広
石垣純哉
柳瀬敬之
黄瀬和哉
小松田大全
小林浩康
松原秀典
本田雄
庵野秀明
あさりよしとお
きお誠児
出渕裕
色彩設計
菊地和子
美術監督
加藤浩
串田達也
CGI監督
鬼塚大輔
小林浩康
撮影監督
福士享
編集
奥田浩史
音楽
鷺巣詩郎
テーマソング
宇多田ヒカル
総監督助手
轟木一騎
原作協力
GAINAX
脚本協力
薩川昭夫
榎戸洋司
吉川良太郎
櫻井圭記
演出協力
静野孔文
原画協力
平松禎史
翻訳協力
兼光ダニエル真
ネガ編集協力
三木幸子
中野千尋
アニメーション制作
スタジオカラー
全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第31回 日本アカデミー賞(2008年)

ノミネート

アニメーション作品賞  
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映画レビュー

4.0 改めて見るとやっぱり面白い

2020年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

久しぶりに観て、やっぱり面白いなあと感じた。「序」に関しては真っ当に少年の葛藤のドラマとして完成度が高くて、クライマックスのヤシマ作戦に行くまでの主人公の葛藤と戦いの盛り上がりがシンクロしている。誰も信用しない内気な少年が色々な人とのふれあいを通じて、恐怖を乗り越え、日本中の電力を預かり、敵を殲滅する。少年は一人で戦っているわけではなく、みんなの力で困難を乗り越えていき、成長していくという構造。ボーイ・ミーツ・ガールの要素もあり、すごく王道感がある。(これ以降、異様な方向に行くのだが。それもまたすごく面白いのだけど)
アクションシーンはTVシリーズから大幅にブラッシュアップされてすごくかっこよくなったし、展開を圧縮している分、テンポよく物語が進むのでTV版より見やすいかもしれない。動かないシーンも構図が綺麗で見惚れる。改めてすごい作品だなと思った。

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共感した! 9件)
杉本穂高

4.5 絆だから

2025年11月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

難しい

驚く

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共感した! 2件)
カズユキ

5.0 面白い

2025年11月25日
iPhoneアプリから投稿
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共感した! 1件)
ゆうと

4.0 ハイスピード、テンポ感有りの良作

2025年11月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

シンジくんがエヴァに乗るまでの流れや、ミサトさんやレイちゃん等周りの人達と関わる様子、彼らの気持ちの変化をテンポ良く見れたな〜という印象でした。物語がハイスピードで進むので、その分余計なことを考えずに観ることができました。
やや説明不足感もあるのか、一緒に観た知人は「難しい話だ…」と首を傾げていました。絵がとても綺麗だったね、と盛り上がりもしました。
音楽について、使徒が迫ってくる緊張感や作戦の「始まった!」感、シンジくんとミサトさんの家で流れるほんわか和むBGMなど、めりはりがあって聴きやすく素敵でした!
一度アマプラで見たこともあるのですが、やはり映画館で観ると別格です。大きな画面で目にするエヴァ、使徒は迫力がありました。声優さんもどの方も上手く、流石という感じです。1時間超えの作品で違和感を抱く場面が一つも無いのは、当たり前のようでいて凄いことだと思います。

(以下エヴァシリーズを通しての『序』の感想)
一度アマプラで序〜シンまで見て、解説動画を観て、漫画版を読んだのち、今回の『序』を映画館へ観に行きました。初見で見た時はエヴァがロボットっぽい何かであることしか知らず、物語の世界観や人類補完計画など分からないor難しいことだらけで、終始疑問符つきっぱなしでした。ですが、登場人物の心情描写とキャラクターデザインに惹き込まれて、気づけば映画鑑賞2回目に至っていました。
エヴァシリーズは、感情の描き方に魅力があると思います。表情豊かなキャラクターの絵に加えて、一切ナレーションが無く、余分なカットもさほど無いと感じました。なので登場人物の気持ちに入り込みやすかったです。

一方で、エヴァやシンジくん達が生きている世界についての説明、情報は必要最低限って感じです。良く言えば説明くさくなく、テンポ良く話が進んでいきます。彼らの生活を垣間見ている感じがしてワクワクしました。悪く言えば世界観や作品設定について分かりにくく感じ、置いてけぼり感覚を喰らいやすいシリーズだとも思います。漫画版のほうが分かりやすく感じました(アニメや映画ならではの良さも勿論あります)。私は使徒・ゼーレ視点での解説動画、漫画を観て、ようやく話全体が見えた気がしています。

新規ファンなので、映画館でエヴァを観ることができて嬉しいです。破、Q、シンの上映も楽しみにしています。

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こらと