ランボー 怒りの脱出

劇場公開日:

ランボー 怒りの脱出

解説

シルベスター・スタローン主演でベトナム帰還兵ランボーの壮絶な戦いを活写した世界的ヒット作「ランボー」のシリーズ第2作。

服役中のジョン・ランボーの前にかつての上官トラウトマン大佐が現れ、恩赦と引き換えに極秘任務の話を持ちかける。その内容は、ベトナムの捕虜収容所に調査のために潜入し、アメリカ人捕虜の写真を撮影してくるというものだった。ジャングルへと降り立ったランボーは、案内役の現地情報員コー・バオと落ち合い収容所へ向かう。そこで捕虜たちの惨状を目の当たりにしたランボーは、決して交戦してはならないという命令に背いて救出作戦に乗り出すが……。

主演のスタローンやトラウトマン大佐役のリチャード・クレンナら前作のキャストに加え、現地情報員コー・バオ役でジュリア・ニクソンが共演。スタローンとジェームズ・キャメロンが共同で脚本を手がけ、「カサンドラ・クロス」のジョルジ・パン・コスマトス監督がメガホンをとった。

1985年製作/96分/G/アメリカ
原題または英題:Rambo: First Blood Part II
配給:ファインフィルムズ
劇場公開日:2024年10月25日

その他の公開日:1985年8月3日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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受賞歴

第58回 アカデミー賞(1986年)

ノミネート

音響効果編集賞  
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映画レビュー

4.0酷すぎる続編の始まりみたいとか言われてるけれど。観方を変えればかなり楽しく「ヒャッハー!」な娯楽映画。

2024年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

興奮

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野球十兵衛、

4.0カタルシス溢れる80年代アクションの傑作

2024年11月10日
iPhoneアプリから投稿

何度もTVやビデオで観てるんだけど、劇場で観るのは初めてで、大迫力アクションてんこ盛りの痛快作でした。第一作は、あえて原作の結末を改変することで当時のベトナム帰還兵への差別を訴え大ヒット。今回は、未帰還兵救出をテーマに、ベトナムへの落とし前だけでなく自分達を消耗品扱いにした軍上層部への落とし前までつけてくれるわけで、当時アメリカで大ヒットしたのも納得です。そんなアメリカの事情とは関係なくこの作品が面白いのは、耐えに耐えた主人公の怒りが爆発して敵を粉砕するカタルシスが、万国共通だからだと思います。最近のアクション映画は、CGの技術展覧会みたいで、映像はきれいだけど燃えるものが少ないですね。役者では、スタローンの第一作に続いての紛れもない代表作で、鍛えあげた肉体で役柄と一体化しているようです。弾帯を左手に巻きつけ片手で重機関銃をバリバリ撃ちまくるラストは名シーンですね。紅一点のジュリア・ニクソンも強さと美しさが魅力的でした。脚本にジェームズ・キャメロンが参加しているだけに、サラ・コナーの路線を意識したのかも。

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シネマディクト

3.5ランボー2じゃないんだよな

2024年11月6日
iPhoneアプリから投稿

これが噂の「任務…完了しました!」!! スタローンの現実離れした肉体を拝めます。

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Peinyo

それでもやっぱり気になるアメリカの視線

2024年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 アクション映画としての面白さは置いておくとして(それを置いといてはいけないのかも知れませんが)、やはりベトナム戦争の描き方が気になります。  ベトナム戦争で傷つき国家への恨みを募らせたランボーを再びベトナムに送るのに「まだ戦地にPOW(戦争捕虜)として捕らえられている兵士を助け出す」という動機が与えられます。その任務を際立たせる為には、「ベトナム兵は凡庸なのに残虐」という描写が必要となります。でも、本作ではベトナム兵には「悪」としての魅力すら与えられず、それを放つのはベトナム軍の上に立つソ連将校なのです。その結果、ベトナム兵はモブ(群衆)としての役割でしかなくなります。  また本作では、ランボーが信頼を置く嘗ての上官トラウトマン大佐に「間違った戦争だったが、国を憎むな」と語らせます。しかし、何が間違っていたのかは全く語られぬままでした。もしかして、「勝てない戦争に加わった戦略が間違っていた」と言うだけなのではないでしょうか。傲慢なアメリカの帝国主義的驕りが誤っていたとは思っていないのでしょう。  更に、POWを救出しようとするランボーはその過程でベトナム民間人と思われる村を焼く事になってしまいます。何の罪もないのにあの火で死んでしまうベトナム人は仕方ないのでしょうか。  などと、ベトナム戦争に対するアメリカ人の視線は、小さなことも妙に気になってしまうのでした。

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