私は貝になりたい
劇場公開日 2008年11月22日
解説
橋本忍が監督・脚本、主演・フランキー堺で映画化された1959年の同名作品を、SMAPの中居正広を主演にリメイク。共演に仲間由紀恵、西村雅彦、伊武雅刀ほか。高知の漁村で理髪店を営んでいた豊松は、召集令状により本部防衛の部隊に配属され、過酷な戦争を経験する。終戦後、家族との平穏な日々も束の間、豊松のもとに軍警察が現れ、従軍中の戦犯として逮捕されてしまう。必死に無実を訴える豊松だったが……。
2008年製作/139分/日本
配給:東宝
スタッフ・キャスト
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2022年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
戦争に徴兵され、戦犯にされてしまう。
理不尽な現実が描写され、なんとも言えない気持ちになる。
中居くんが演じていることで、ちょっと深みがなかった点が残念ですが、戦争を伝えるお話としては良作かと思います。
第二次世界大戦で米国が日本人の民間人を五百万人殺したことをリアルタイムで知る人はいない、ベトナムでも米国は二百万人殺した。
今、ウクライナでは、民間人も殺されているが、ウクライナの捕虜となるロ軍兵士も殺されていることを知る人は少ない、晒された動画は即削除。
ある専門家によると戦時の報道は何らかの統制があり、今回も例外にあらず。
もとい、この映画ではなく、第二次世界大戦で日本兵士が飢える中、捕虜にごぼうを与えた日本人兵士が、木の根を喰わせた虐待容疑で東京裁判にて死刑、そんな歴史がある。
この映画はそんな歴史が風化させない価値はある。
中居くん、草彅くん、鶴瓶などの演技は見応えがある、中居くんには役者もして欲しい。
ウクライナを知る為にも、是非。
2021年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
唯一の救いが中居くんの明るさだけ。戦争の無情さを改めて痛感させられた。こんな事が本当に行われていたとすれば、公的な虐殺だ
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フランキー堺主演のオリジナルを観ているので、結末がどうなるかわかっていても、感動してしまいました。オリジナルを観ていなかったらもっと高い評価を付けたかもしれません。反戦映画の傑作ですね。
一緒に見た友人が「裁判での証言は頭を使って言わなくっちゃ損をしますね」とピントのズレたことを言っていました。 意外に(と言っては失礼かな)中居正広の演技がうまい。バックグラウンドミュージックやロケ地の風景もきれいで、それが一層物語を悲しくさせてくれました。
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