コラム:Celeb☆Graphy セレブ☆グラフィー - 第41回
2016年3月23日更新
【vol.41】オスカー俳優として“初来日”のディカプリオ、過去の来日をおさらい
ハリウッドきっての大スター、レオナルド・ディカプリオがオスカー俳優として“初来日”。悲願を果たした主演作「レヴェナント 蘇えりし者」を引っさげ、2年1カ月ぶりに日本に戻ってきてくれました。そこで今回は、過去9回の来日を一気に振り返ってみましょう!
◆1997年11月:「タイタニック」この美青年っぷり、懐かしいですね~。1997年、「タイタニック」が東京国際映画祭のオープニング作品に選ばれ、レオはジェームズ・キャメロン監督と来日しました。ワールドプレミアの会場となった渋谷の文化村には、世界的ブレイク前夜のレオを一目見ようとファンが殺到。あまりの混雑で、入場セレモニーは残念ながら中止になってしまったんだとか。ちなみに、初来日はこの3年前。「ギルバート・グレイプ」のプロモーションでした。
◆2002年11月:「ギャング・オブ・ニューヨーク」2002年には、「ギャング・オブ・ニューヨーク」で念願の初タッグを果たしたマーティン・スコセッシ監督と一緒に日本を訪れました。5年も経つと「タイタニック」の頃の少年っぽさが跡形もなくなっちゃってさみしい……。ちょっとさかのぼって、00年4月には「ザ・ビーチ」のプロモーションでダニー・ボイル監督たちと来日。実は、当時から地球温暖化の話をしていたんですよ。そう思うと、今年のアカデミー賞授賞式でのスピーチに改めて感動しちゃうんだな~。
◆2007年:「ディパーテッド」2007年の「ディパーテッド」でも、レオはスコセッシ監督と仲よく来日。このコンビ、同作の撮影準備のため、05年に予定していた「アビエイター」の来日プロモーションをキャンセルしましたが、それ以外のタッグ作では必ず日本に来てくれているんです。感謝。
◆2010年:「インセプション」2010年は祭り状態。だって、「シャッターアイランド」と「インセプション」で2度も来日したんです。この頃には、すっかりおじさま的シブさがにじみ出ちゃって。「貫禄」って言葉がこんなにしっくりくる35歳なんて、そういないのでは?
◆2014年1月:「ウルフ・オブ・ウォールストリート」2013年3月に「ジャンゴ 繋がれざる者」をPRしてから、わずか10カ月ほどでカムバック。「ウルフ・オブ・ウォールストリート」では、スコセッシ監督&共演のジョナ・ヒルと東京証券取引所で米俳優初の来日記者会見に挑みました。それにしても、自前のiPhoneで動画を撮りまくって楽しそう。無邪気にはしゃぐ姿が新鮮!
◆おまけ:空港ファッションイベントの時はいつもビシッとスーツを着こなしているレオ。じゃあ空港到着時の私服は?と並べてみて愕然……。7年間で変化なさすぎ! 役選びも服選びもブレないのね。
通算10度目、そしてオスカー俳優として初の来日を果たしたレオ、これからも傑作を携えてバンバン日本にやって来てほしいですね。