全米映画ランキング : 2022年4月1日~2022年4月3日

全米映画ランキング:2022年4月5日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年4月1日~2022年4月3日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 モービウス

Morbius
「モービウス」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

1 39,100,000 39,100,000
2 1 ザ・ロストシティ

The Lost City
「ザ・ロストシティ」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

2 14,800,000 54,580,572
3 2 THE BATMAN ザ・バットマン

The Batman
「THE BATMAN ザ・バットマン」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

5 10,800,000 349,000,421
4 4 アンチャーテッド

Uncharted
「アンチャーテッド」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

7 3,605,000 138,912,735
5 5 劇場版 呪術廻戦 0

「劇場版 呪術廻戦 0」

FUNimation Films
(東宝)

3 1,945,000 31,420,000
6 3 RRR

RRR

Sarigama Cinemas
(ツイン)

2 1,600,000 12,558,000
7 8 スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

Spider-Man: No Way Home
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

16 1,400,000 802,704,167
8 7 Dog

Dog

United Artists Releasing

7 1,318,718 60,138,100
9 6 X エックス

X
「X エックス」

A24
(ハピネットファントム・スタジオ)

3 1,021,828 10,393,078
10 エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 1 1,011,980 1,759,060

「モービウス」が首位デビュー インド映画「RRR」が引き続き好調

週末の全米ボックスオフィスは、低調な結果になりました。ソニー&マーベルの「モービウス」は、それほど知名度の高くない、かつ悪役を扱ったスーパーヒーロー映画ではあるものの、3910万ドルの興収を記録。2週間前に公開されたバットマンの新作「THE BATMAN ザ・バットマン」の記録を上回りました。北米の批評家の評価が軒並み低かったことを考えれば、上々の出足です。難病を抱える天才医師を演じるジャレッド・レト(「ダラス・バイヤーズクラブ」でオスカーを受賞)は、松葉杖や車椅子で撮影に臨むという独自の演技スタイルにこだわり、本作の制作スケジュールに影響が出たことも話題になりました。

アダム&アーロン・ニー兄弟監督作の冒険コメディ「ザ・ロストシティ」は、2週目で公開劇場を4283館に拡大しました。興収は前週の半分ほどの1480万ドルを記録。累計興収は5400万ドルを超えています。主演のチャニング・テイタム(「ジュピター」)、オスカー女優のサンドラ・ブロック(「オーシャンズ8」)、ダニエル・ラドクリフ(「ハリー・ポッター」シリーズ)の人気も手伝って、彼らに関する記事が続々とエンタメサイトに掲載されています。

興味深いのは、インド映画で上映時間が3時間のアクション大作「RRR」が6位でトップ10に残っていることです。インド映画として北米史上2番目の興行記録となる1200万ドル以上を稼ぎ出したこの作品は、同じくS・S・ラージャマウリ監督による作品でインド映画の興収トップの「バーフバリ 王の凱旋」の半分以上の総興行収入を、3週目にして記録しています。

2022年4月5日更新 Dan Knighton

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