全米映画ランキング : 2022年3月25日~2022年3月27日

全米映画ランキング:2022年3月29日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年3月25日~2022年3月27日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ザ・ロストシティ

The Lost City
「ザ・ロストシティ」

Paramount
(東和ピクチャーズ)

1 31,000,000 31,000,000
2 1 THE BATMAN ザ・バットマン

The Batman
「THE BATMAN ザ・バットマン」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

4 20,500,000 331,951,314
3 RRR

RRR

Sarigama Cinemas
(ツイン)

1 9,500,000 9,500,000
4 3 アンチャーテッド

Uncharted
「アンチャーテッド」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

6 5,000,000 133,550,542
5 2 劇場版 呪術廻戦 0

「劇場版 呪術廻戦 0」

FUNimation Films
(東宝)

2 4,575,435 27,723,448
6 4 X エックス

X
「X エックス」

A24
(ハピネットファントム・スタジオ)

2 2,229,531 8,298,028
7 5 Dog

Dog

United Artists Releasing

6 2,108,012 57,874,950
8 6 スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

Spider-Man: No Way Home
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

15 2,000,000 800,588,139
9 10 SING シング ネクストステージ 14 1,280,000 160,256,880
10 インフィニット・ストーム 1 751,296 751,296

S・ブロック&C・テイタム共演「ザ・ロストシティ」が首位デビュー

アカデミー賞授賞式の週末。全米興行は3本の新作がランクインし、サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム共演のアクションコメディ「ザ・ロストシティ」が約3100万ドルのオープニング興収をあげて首位デビューを果たした。

同作は、ベストセラー作家のロレッタ(ブロック)と彼女の最新小説「The Lost City of D」のカバーモデル・アラン(テイタム)が、伝説の古代都市探しに巻き込まれる冒険物語。主人公2人を冒険に引きずり込む謎の億万長者フェアファックスに「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフのほか、カメオでブラッド・ピットも出演。2015年公開のアクションコメディ「トムソーヤーの盗賊団」を手がけたアーロン&アダム・ニー兄弟がメガホンをとった。ブロック主演の劇場用長編映画は2018年夏の「オーシャンズ8」以来だったが、35歳以上の女性客を多く集客し、上々のスタートを切った。

2位は「THE BATMAN ザ・バットマン」。3週連続の首位からついに陥落したが、4週目の週末も2000万ドル超の興収を記録。北米累計は約3億3200万ドルに、全世界興収は約6億7920万ドルに達している。

OP興収約950万ドルで初登場3位に入ったのはインドの大ヒット作「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ監督の最新作「RRR」。1920年代のインドで反英闘争に身を投じた架空の活動家2人の半生を描いたアクションドラマ。上映館数1200という中規模公開ながら、業界の予想を大きく上回る1000万ドル近いOP興収をあげる好スタートとなった。

8位は「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」。先週末は200万ドルを稼ぎ、公開15週目でついに累計8億ドルを突破した。その他10位には、米ニューハンプシャー州の雪山で実際に起きた遭難救出劇をナオミ・ワッツ主演で映画化したサバイバルドラマ「Infinite Storm」が入った。

今週末は、マーベルコミックのキャラクターをオスカー俳優ジャレッド・レト主演で映画化した「モービウス」などが公開される。

2022年3月29日更新 藤井竜太朗

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