全米映画ランキング : 2022年3月18日~2022年3月20日

全米映画ランキング:2022年3月22日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2022年3月18日~2022年3月20日
(金額・順位は確定後のもの)Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 THE BATMAN ザ・バットマン

The Batman
「THE BATMAN ザ・バットマン」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 36,800,000 300,090,872
2 劇場版 呪術廻戦 0

「劇場版 呪術廻戦 0」

FUNimation Films
(東宝)

1 17,698,677 17,698,677
3 2 アンチャーテッド

Uncharted
「アンチャーテッド」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

5 8,000,000 125,895,357
4 X エックス

X
「X エックス」

A24
(ハピネットファントム・スタジオ)

1 4,407,750 4,407,750
5 4 Dog

Dog

United Artists Releasing

5 4,096,419 54,227,992
6 5 スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム

Spider-Man: No Way Home
「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

14 3,200,000 797,543,553
7 6 ナイル殺人事件

Death on the Nile
「ナイル殺人事件」

Walt Disney
(ディズニー)

6 1,700,000 43,574,499
8 アウトフィット 1 1,510,000 1,510,000
9 The Kashmir Files

The Kashmir Files

Zee Studios

1 1,480,000 2,485,000
10 8 SING シング ネクストステージ 13 1,480,000 158,470,040

「THE BATMAN」V3で3億ドル超え 「呪術廻戦 0」が2位デビュー

先週末の全米ボックスオフィスは、4本の新作がランクインしたが、2週連続首位のワーナー/DCコミックスの「THE BATMAN ザ・バットマン」が約3680万ドルの興収で首位を守り、V3を果たした。

同作の17日間の累計は3億ドルを突破。北米以外でも3億ドルを稼ぎ、全世界興収は6億ドルに達している。

初登場で2位に入ったのは、昨年末に日本で公開され120億円以上の興収をあげる大ヒットとなっている「劇場版 呪術廻戦 0」。オープニング興収は昨年4月に北米で公開された「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」の約2123万ドルには及ばなかったものの、業界の予想を上回る約1770万ドルを記録した。

約440万ドルのOP興収で4位デビューとなったのは、A24配給・製作の新作R指定ホラー「X エックス」。1979年、ポルノ映画を製作する若者たちが、撮影のために立ち寄ったテキサスの片田舎にある老夫婦の家で思いがけない恐怖に襲われる。主演は「サスペリア(2018)」「ニンフォマニアック」のミア・ゴス。共演にジェナ・オルテガ、ブリタニー・スノウ、スコット・メスカディ、マーティン・ヘンダーソン。「キャビン・フィーバー2」「サクラメント 死の楽園」を手がけたタイ・ウェストが監督・脚本を担当した。レビューは上々で、監督のウエストと主演のゴスは、すでに本作のプリクエルにあたる続編「Pearl」の製作を開始している。

6位は「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」。公開14週目でついにトップ5から外れたが、先週末も約320万ドルを稼ぎ、累計は8億ドル目前の約7億9754万ドルに。

その他、マーク・ライランス扮する仕立屋がマフィアのトラブルに巻き込まれる犯罪ドラマ「The Outfit」が8位に、インド・ムンバイに拠点を置くZee Studios製作・配給の歴史ドラマ「The Kashmir Files」が9位に入った。また、サム・ライミ製作、サンドラ・オー主演の超自然ホラー「Umma」はOP興収約90万ドルで圏外11位スタートとなった。

今週末はサンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピット共演のアクションコメディ「ザ・ロストシティ」などが公開される。

2022年3月22日更新 藤井竜太朗

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