全米映画ランキング : 2018年2月23日~2018年2月25日

全米映画ランキング:2018年2月26日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2018年2月23日~2018年2月25日
(金額・順位は確定前のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 1 ブラックパンサー

Black Panther
「ブラックパンサー」

Walt Disney
(ディズニー)

2 108,046,000 400,000,422
2 ゲーム・ナイト 1 16,600,000 16,600,000
3 2 ピーターラビット

Peter Rabbit
「ピーターラビット」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

3 12,545,000 71,290,702
4 アナイアレイション 全滅領域 1 11,000,000 11,000,000
5 3 フィフティ・シェイズ・フリード 3 6,915,000 89,560,780
6 4 ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

Jumanji: Welcome to the Jungle
「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

9 5,650,000 387,284,215
7 5 15時17分、パリ行き

The 15:17 to Paris
「15時17分、パリ行き」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

3 3,600,000 32,257,752
8 6 グレイテスト・ショーマン

The Greatest Showman
「グレイテスト・ショーマン」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

9 3,400,000 160,766,870
9 エブリデイ 1 3,104,000 3,104,000
10 METライブビューイング2017-18 プッチーニ《ラ・ボエーム》 1 1,875,000 1,875,000

「ブラックパンサー」V2 N・ポートマン主演のSFスリラーは4位に

先週末の全米ボックスオフィスは、前週驚異的なデビューを飾ったマーベル・スタジオの新作「ブラックパンサー」が2週目にもかかわらず約1億800万ドルの興収を叩き出し、V2を果たした。

同作の10日間の累計興収は4億ドルを突破し、全世界興収は7億ドルに。北米での最終興収5億ドル超え、そして歴代興収10位入りも確実にしている。

オープニング興収約1660万ドルで2位デビューとなったのはジェイソン・ベイトマン&レイチェル・マクアダムス主演のコメディ「Game Night」。殺人ミステリの謎解きゲームに興じる数組のカップルが、本物の犯罪者たちにより大きな騒動に巻き込まれていく姿が描かれる。共演にカイル・チャンドラー、ジェフリー・ライト、ダニー・ヒューストン。監督は「スパイダーマン ホームカミング」の脚本を執筆したジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタイン。

4位初登場となったのはナタリー・ポートマン主演の「アナイアレイション 全滅領域」。ジェフ・バンダミア原作のベストセラー「全滅領域」(早川書房刊)を「エクスマキナ」の監督アレックス・ガーランドが映画化したSFスリラー。生態系が異様な変化を遂げながら拡大し続ける「謎の領域<エリアX>」が世界に突如として出現。そこに女性4人(生物学者、人類学者、測量技師、心理学者)が調査隊として入り込むが……というストーリー。レビューは上々だったが、OP興収は約1100万ドルと少し期待はずれなスタートとなってしまった。共演にジェニファー・ジェイソン・リー、ジーナ・ロドリゲス、テッサ・トンプソンに、オスカー・アイザック、ソノヤ・ミズノ、ベネディクト・ウォン。日本では3月12日よりネットフリックスで配信される。

その他9位には、大ヒットヤングアダルト小説を映画化したファンタジー「Every Day」がランクイン。主人公が毎日他人の身体に入った状態で目覚め、その1日を過ごしながら成長する姿を描かれる。監督は「君への誓い」のマイケル・サックシー。

今週末は、ジェニファー・ローレンス主演のスパイスリラー「レッド・スパロー」に、チャールズ・ブロンソン主演の名作犯罪ドラマ「狼よさらば」をブルース・ウィリス主演でリメイクした「Death Wish」が公開となる。

2018年2月26日更新 藤井竜太朗

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