全米映画ランキング : 2018年2月16日~2018年2月19日

全米映画ランキング:2018年2月20日発表(毎週月曜日更新)

全米週末興行成績:2018年2月16日~2018年2月19日
(金額・順位は確定前のもの)Rentrak Box Office Essentials

順位

先週

タイトル「邦題」/配給(日本配給)

上映週

週末の興収
(単位:$)

累計興収
(単位:$)

1 ブラックパンサー

Black Panther
「ブラックパンサー」

Walt Disney
(ディズニー)

1 235,000,000 235,000,000
2 2 ピーターラビット

Peter Rabbit
「ピーターラビット」

Sony Pictures
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

2 23,100,000 54,072,542
3 1 フィフティ・シェイズ・フリード 2 19,435,000 78,626,455
4 4 ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

Jumanji: Welcome to the Jungle
「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」

Columbia
(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

8 10,000,000 379,678,565
5 3 15時17分、パリ行き

The 15:17 to Paris
「15時17分、パリ行き」

Warner Bros.
(ワーナー・ブラザース映画)

2 9,140,000 26,887,717
6 5 グレイテスト・ショーマン

The Greatest Showman
「グレイテスト・ショーマン」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

8 6,250,000 155,628,356
7 アーリーマン ダグと仲間のキックオフ! 1 4,200,000 4,200,000
8 6 メイズ・ランナー 最期の迷宮

Maze Runner: The Death Cure
「メイズ・ランナー 最期の迷宮」

20th Century Fox
(20世紀フォックス映画)

4 3,165,000 54,645,126
9 7 ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷 3 2,615,000 22,245,179
10 8 ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 6 2,460,000 77,069,372

マーベル最新作「ブラックパンサー」が歴代5位のOP興収で首位デビュー

プレジデンツ・デイの連休を迎えた全米ボックスオフィス。先週末は、マーベル・スタジオの最新作「ブラックパンサー」が予想通りの強さを見せ、約1億9200万ドルのオープニング興収で、見事首位デビューを果たした。

この約1億9200万ドルという週末3日間のOP興収は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(15年/約2億4700万ドル)、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」(17年/約2億2200万ドル)、「ジュラシック・ワールド」(15年/約2億800万ドル)、「アベンジャーズ」(12年/約2億700万ドル)に続く歴代5位。2月公開作では「デッドプール」(16年/1億3200万ドル)を抜いて1位となった。

アフリカの秘境にある超文明国ワカンダの若き国王ティ・チャラ=ブラックパンサーによる、祖国の<秘密>を守るための戦いが描かれる。レビューも上々で、2月中に3億ドルを超え、最終的には4億ドル突破の可能性もある。タイトルロールは「42 世界を変えた男」で伝説のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンを演じたチャドウィック・ボーズマン。共演は「クリード チャンプを継ぐ男」のマイケル・B・ジョーダン、「ゲット・アウト」のダニエル・カルーヤの他、アンジェラ・バセット、レティーシャ・ライト、マーティン・フリーマン、アンディ・サーキス、オスカー俳優のフォレスト・ウィテカーにルピタ・ニョンゴ。監督は「フルートベール駅で」「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラー。

2位は興収約1725万ドルの「ピーターラビット」で累計は約4800万ドルに。僅差で3位となったのは前週首位の「フィフティ・シェイズ」シリーズ最終作「フィフティ・シェイズ・フリード」。こちらの累計は約7600万ドルとなったが、前作「フィフティ・シェイズ・ダーカー」の最終興収(約1億1400万ドル)はまだ遠い。

初登場7位に入ったのは「ウォレスとグルミット」シリーズで知られるアードマン・アニメーションズの新作「Early Man」。人気俳優のトム・ヒドルストンとエディ・レッドメインが声優を務めたが、興行的には振るわず、約310万ドルというOP興収に終わった。監督はニック・パーク。

今週末は、オスカー女優ナタリー・ポートマン主演のアクション・ファンタジー「Annihilation」(アレックス・ガーランド監督)に、ジェイソン・ベイトマン&レイチェル・マクアダムス主演のコメディ「Game Night」などが公開となる。

2018年2月20日更新 藤井竜太朗

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