国内映画ランキング : 2009年2月28日~2009年3月1日

映画ランキング : 2009年3月2日発表(毎週火曜更新)

全国週末興行成績:2009年2月28日~2009年3月1日 (全国動員集計)興行通信社提供

順位

先週

作品

上映週

1 8 おくりびと

おくりびと

配給:松竹

25
2 1 チェンジリング

チェンジリング

配給:東宝東和

2
3 2 20世紀少年 第2章 最後の希望

20世紀少年 第2章 最後の希望

配給:東宝

5
4 3 ベンジャミン・バトン 数奇な人生

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

配給:ワーナー・ブラザース映画

4
5 オーストラリア

オーストラリア

配給:20世紀フォックス映画

1
6 4 7つの贈り物

7つの贈り物

配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

2
7 5 マンマ・ミーア!

マンマ・ミーア!

配給:東宝東和

5
8 6 少年メリケンサック

少年メリケンサック

配給:東映

3
9 7 旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ 4
10 11 ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー 4

「おくりびと」奇跡のV。「オーストラリア」は5位からのスタート

2月23日に発表された本年度アカデミー賞で、外国語映画賞を受賞した「おくりびと」は、このところ芸能界の話題を独占していたが、受賞以来、映画館にも実に多くの観客が詰めかけている。松竹の発表では、先週末2日間の成績は動員が29万8470人、興収3億1938万3400円で、何と興行ランキングの堂々首位。公開以来、初の首位である。しかも、昨年9月13日の封切り時の週末2日間の成績に比べ、動員で152%(興収では138%)という凄まじい勢い。公開25週以上上映し続けているだけでも十分凄いのに、ランキング1位というのはまさに奇跡的としかいいようがない。累計興収は38億4000万円を突破したとのことで、この先40億円は確実で、ひょっとすると50億円に届く可能性も出てきた。過去を遡っても、アカデミー賞の威力がこれほどまで興行に反映された例は記憶にない。2位「チェンジリング」は累計で6億4000万円を突破。新作では「オーストラリア」が2日間で動員12万8866人、興収1億3797万5200円という成績で5位デビュー。もっと上を狙えそうな感じのプロモーション展開だったが、「おくりびと」に客を食われているのは間違いない。「チェンジリング」も同様であろう。

2009年3月2日更新 駒井尚文

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