トム・マッカーシー
1992年、俳優として「Crossing the Bridge(原題)」で映画デビューして以降、「ミート・ザ・ペアレンツ」(00)、「シリアナ」(05)、「父親たちの星条旗」(06)、「2012」(09)などに出演。03年、「The Station Agent(原題)」で監督・脚本家デビューを飾り、サンダンス映画祭の観客賞やインディペンデント・スピリット・アワードの初脚本賞を受賞するなど高い評価を受け、監督2作目「扉をたたく人」(07)では同アワードの監督賞を受賞する。原案を手がけたピクサーの「カールじいさんの空飛ぶ家」(09)ではアカデミー脚本賞(ボブ・ピーターソン、ピート・ドクターと共同)にノミネートされた。教会スキャンダルに挑んだ新聞記者たちの実話を描いた「スポットライト 世紀のスクープ」(15)でアカデミー作品賞を受賞し、ジョシュ・シンガーとともに脚本賞も受けた。トーマス・マッカーシーの名義を使用することもある。