杉野希妃
慶應義塾大学在学中に韓国・ソウルに留学し、06年に韓国映画「まぶしい一日」で女優デビューを果たすと、キム・ギドク監督の「絶対の愛」(06)にも出演する。プロデュースも兼ねた主演作「歓待」(10/深田晃司監督)でヨコハマ映画祭の最優秀新人賞を受賞したほか、東京国際映画祭の日本映画・ある視点部門で作品賞などを受賞。翌11年の「おだやかな日常」では、沖縄国際映画祭の最優秀ニュークリエイター賞と女優賞、日本映画プロフェッショナル大賞の新進プロデューサー賞を受賞した。“アジア・インディーズのミューズ”として脚光を浴び、14年にはロッテルダム国際映画祭でコンペティション部門の審査員を務めるなど、目覚ましい活躍をみせる。プロデュース兼出演作「マンガ肉と僕」ではメガホンもとる。そのほかのプロデュース兼出演作に「マジック&ロス」(11)、「ほとりの朔子」(14)など。