伊坂幸太郎
千葉県出身。東北大学法学部卒業。宮城県仙台市に在住し、同市はたびたび自作の舞台にもなっている。00年、「オーデュボンの祈り」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。03年「重力ピエロ」で直木賞の候補に挙がり、1970年代生まれの作家としては初の同賞候補者となる。同作はミステリーファン以外にも広く受け入れられ、09年に森淳一監督によって映画化もされた。04年「チルドレン」、05年「グラスホッパー」、06年「死神の精度」「砂漠」でも直木賞候補作に挙がった。中村義洋監督による「アヒルと鴨のコインロッカー」(07)、「フィッシュストーリー」(09)、「ゴールデンスランバー」(10)をはじめ、「CHiLDREN チルドレン」(06)、「陽気なギャングが地球を回す」(06)、「Sweet Rain 死神の精度」(08)、「ラッシュライフ」(09)など多くの著作が映画化されている。