シャイア・ラブーフ
ロサンゼルス生まれ。幼い頃に両親が離婚し、経済的理由から10代前半でスタンダップ・コメディアンとして活動を始める。多数のTVドラマ出演を経て、「穴 HOLES」(03)でスクリーンデビュー。以降「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」(03)や「アイ,ロボット」(04)などのヒット作に出演する。スティーブン・スピルバーグ製作総指揮の超大作「トランスフォーマー」(07)で主人公役に抜てきされて脚光を浴び、「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」(11)までの3部作で主演。スピルバーグ監督の「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」(08)にもインディ・ジョーンズの相棒役に抜てきされるなど将来を嘱望されるが、私生活で不法侵入や飲酒運転、公共の場での酩酊やケンカ沙汰などトラブルが数多く報じられる。トラブルメーカーとして大作の主演クラスからは遠ざかってしまうが、「ハニーボーイ」(19)では自身の体験をもとに執筆した脚本で脚本家デビューを果たして評価され、「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」(17)、「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」(19)などの作品でも活躍を続ける。