松田龍平
俳優・松田優作と女優・松田美由紀の長男。弟の松田翔太も俳優。1999年、大島渚監督作「御法度」の主人公に抜てきされ、俳優デビュー。ブルーリボン賞などの主要な映画賞で新人賞を総なめにする。以降、「青い春」(02)や「恋の門」(04)などに主演。連続ドラマ初出演の「ハゲタカ」では同名の映画版にも出演。瑛太とダブル主演を務めた「まほろ駅前」シリーズ(11~14)や、大泉洋の相棒役を演じる「探偵はBARにいる」シリーズ(11~17)などで存在感を放つ。13年、石井裕也監督作「舟を編む」で辞書の編さんに打ち込む主人公を好演し、第37回日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞などを受賞。その後も、「ジヌよさらば かむろば村へ」(15)、「モヒカン故郷に帰る」(16)、「散歩する侵略者」(17)、「羊の木」(18)などで活躍。近年ではNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13)や、連続ドラマ「カルテット」(17)での演技も話題を呼んだ。私生活では09年にモデルの太田莉菜と結婚した。