御法度

劇場公開日

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解説

誰もが知る新撰組の世界を、大島監督がまったく新しい解釈で綴った異色時代劇。厳しい戒律によって結束を固めてきた新撰組に、ある日妖しい美貌の少年が入隊したことから起こる隊士たちの騒動を描いた時代絵巻。匂い立つような男の殺気と色気、愛と闘いをドラマティックに美しく描きあげる。隊士を惑わす主役の美剣士役には、故・松田優作の長男・松田龍平を大抜擢し、豪華キャストが脇を固める。また、ワダエミ手がける衣装の斬新さ、夜間の殺陣シーンの美しさなど見所も多い。

1999年製作/100分/日本
配給:松竹

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第53回 カンヌ国際映画祭(2000年)

出品

コンペティション部門
出品作品 大島渚

第23回 日本アカデミー賞(2000年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 大島渚
脚本賞 大島渚
助演男優賞 武田真治
新人俳優賞 松田龍平
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映画レビュー

3.5ホモソーシャルを穿つ猛毒、あるいは解毒薬

因果さん
2022年6月17日
iPhoneアプリから投稿

松田龍平が妖艶きわまるファムファタールぶりを発揮した大島渚の遺作。浅野忠信といいビートたけしといい、マジで良い役者が揃い踏みしている。

けっきょく松田龍平が新撰組をどうしたかったのかは最後まで判然としない。ただ、メタレベルで判断するなら、彼の存在にはホモソーシャルを解体するための猛毒あるいは解毒剤、といった寓意が込められているように感じた。

新撰組というのは言わずもがな男の世界であり、暴力と閉鎖的友情だけが絶対的な審級として機能している。それは現在も同じで、新撰組というタイトルだけがすげ替わった男の世界、すなわちホモソーシャルがあらゆるところに瀰漫し、社会全体を掌握している。

しかし彼らのそういった「強さ」はつまるところ虚勢に過ぎない。そういう示威的で強権的な「強さ」などというものが本物の強さであるはずがない。したがって彼らの「強さ」はふとした拍子に、ほんのささいなことで瓦解してしまう。

事実、新撰組は松田龍平の闖入を許したことで大きくバランスを崩してしまった。「強さ」というフィクションを維持することができなくなり、情けない叫び声や喘ぎ声を上げる。

新撰組の中でもとりわけ威勢が良くノンケっぽかった沖田総司が実は一番松田龍平に入れ込んでいたというのも頷ける話だ。

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因果

2.0淡い映像に浸りながらも内容に戸惑いが…

2021年11月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

少し前の三船プロ作品「新撰組」のTV放映に
続いて、同じく新撰組を描いた作品として
2度目の鑑賞。

大島渚作品の鑑賞は
30代に撮った「絞死刑」「儀式」と
50代の「戦場のメリークリスマス」位だが、
この作品、テーマを暗示するかのような
淡い幻想的な映像が魅力的ではあった。

しかし、残念ながら「戦場メリ」を
上廻ることは無かった印象だ。

男同士の友情を超えた触れ合いとの点では
「戦メリ」と共通するものがあるものの、
国や民族の観点と男色とでは、
いかんせん話のスケールに
差を感じざるを得なく、
懐かしさを感じる淡い映像に浸りながらも、
新撰組秘話的内容に戸惑いがあった。

そもそもストーリー的に解らないのは、
加納は初めの受動的な男色の関係から転じて
男色相手の二人を斬ることが出来たのか、
どのようにして能動的なものに
変わっていったものなのか、
狂気への変節の結果なのか、
よもや出世のための手段だったのか、
私には解らない。

近藤と土方や他の関係でも
匂わされるように、
この映画では男色を
一般解化するようなニュアンスがある。
確かに同性同士の友情にも多少は
愛情のような要素は存在するだろうが、
それでも男色とは決定的に異なると思う。

この映画での、
そんな特殊解を一般解的に描こうとする
強引さに、私としては違和感を感じざるを
得なかったのかも知れない。

そして、男色を社会悪的に描く内容は、
今の時代の指示は難しいだろうとも思った。

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KENZO一級建築士事務所

5.0滅びゆく者の美しさ

きりんさん
2021年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

加納曰く 私に将来などありますか

美少年加納惣三郎に、思いを乱される新撰組。
“御法度”とはそういう意味だったのですね。

1987年、男ばかりのジャワで日本兵と英国兵のPlatonicな愛欲を描いた大島渚が、1999年、舞台を江戸に移して武士(もののふ)どもの性愛を描写する。

松田龍平
武田真治
浅野忠信と、
組長ならずとも放ってはおけない美男子たちの秘事に目をとめて、大島の情炎のファインダーは、歴史に太刀を突き付ける。

「雨月物語」が詠まれたあたりからの松田龍平の妖気には、鳥肌が立つ。

(もしやと思い調べてみると大島はかつて天草四郎を撮っていた。知覧も監督の意中に上がるテーマかもしれない)。

非業の死を予感し、自らの亡びる運命を知っている者たちへの執着は、大島渚の独特のものだ。

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きりん

4.0私にとってはひたすら美青年鑑賞を楽しむ、良い意味でけしからん映画で...

2021年10月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

私にとってはひたすら美青年鑑賞を楽しむ、良い意味でけしからん映画でした。
その道ではないおじさん達がこぞって魅了されてしまうという展開に説得力を生み出す美しさ。松田龍平だけじゃなく、浅野忠信にしろ武田真治にしろ、今は味のある俳優さんですが、若かりし頃の美オーラがすごい。

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お手紙食べるほうのヤギ
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