ニック・ホーンビィ
英バークシャー・メイデンヘッド出身。1992年に英国で出版された小説デビュー作「ぼくのプレミア・ライフ」は100万部を超す大ベストセラーとなり、97年に映画化された際には自ら脚本を手掛けた(日本劇場未公開)。小説2作目「ハイ・フィデリティ」も00年に映画化され、「アバウト・ア・ボーイ」の映画版(02)と、「ぼくのプレミア・ライフ」をハリウッドで映画化した「2番目のキス」(05)では製作総指揮を務める。英女性ジャーナリスト、リン・バーバーの回顧録が原作の「17歳の肖像」(09)でアカデミー脚色賞に初ノミネート。シェリル・ストレイドの自叙伝をもとにした「わたしに会うまでの1600キロ」(14)で脚本・製作総指揮を務め、コルム・トビーンの同名小説を映画化した「ブルックリン」(15)で再び第88回アカデミー脚色賞にノミネートされた。