ニック・ノルティ
米ロサンゼルスのパサデナ・プレイハウスとステラ・アドラー・スタジオで演技を学び、長い下積み時代を経て、「Dirty Little Billy(原題)」(72)でスクリーンデビューを果たす。TVミニシリーズ「リッチマン・プアマン 青春の炎」(76)で人気に火がつき、エミー賞とゴールデングローブ賞TVドラマ部門の主演男優賞にノミネートされる。その後、エディ・マーフィとの凸凹コンビで大ヒットした「48時間」(82)や、「恐怖の岬」をリメイクした「ケープ・フィアー」(91)、テレンス・マリック監督作「シン・レッド・ライン」(98)といった映画で活躍する。「サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方」(91)と「白い刻印」(97)でアカデミー主演男優賞、「Warrior(原題)」(11)で同助演男優賞にノミネートされた。