デビッド・エアー
18歳のときに米海軍に入隊。除隊後、軍隊時代の潜水艦乗組員としての経験を生かし、映画「U-571」で脚本家デビュー。以降、「トレーニング デイ」「ワイルド・スピード」(01)、「ダーク・スティール」(02・日本劇場未公開)、「S.W.A.T.」(03)などの脚本を担当する。05年、クリスチャン・ベール主演の「バッドタイム」で映画監督デビューを果たし、続いて「フェイク シティ ある男のルール」(08)でもメガホンをとる。硬派なポリスアクションに定評があり、ロサンゼルスの犯罪多発地区サウス・セントラルを舞台にした監督作「エンド・オブ・ウォッチ」(12)もリアルな描写で話題を呼んだ。14年には「サボタージュ」でアーノルド・シュワルツェネッガー、戦車映画「フューリー」でブラッド・ピットと、ハリウッドスターとタッグを組み骨太なアクション映画を撮りあげている。DCコミックの悪役たちを主人公とした映画「スーサイド・スクワッド」(16)の監督に起用された。