ステラン・スカルスガルド
スウェーデン出身。10代の頃からTVシリーズで主演を務める。72年~88年はストックホルムのロイヤル・ドラマティック・シアターで活躍。72年に映画デビューし、82年の「The Simple-Minded Murderer(英題)」でベルリン国際映画祭の男優賞を受賞する。「The Ox(原題)」(91)はアカデミー外国語映画賞にノミネートされ、「奇跡の海」(96/ラース・フォン・トリアー監督)はカンヌ国際映画祭でグランプリに選ばれる。スウェーデンやデンマークなど北欧映画での活躍のみならず、「存在の耐えられない軽さ」(88)ハリウッド映画にも多数出演。大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの第2弾「デッドマンズ・チェスト」(06)と第3弾「ワールド・エンド」(07)で、オーランド・ブルーム扮するウィルの父親ビル役を演じたほか、「マイティ・ソー」(11)、「アベンジャーズ」(12)、「ドラゴン・タトゥーの女」(12)など大作への参加が続く。長男のアレクサンダー・スカルスガルドも俳優として活躍する。