シシー・スペイセク
米テキサス州出身。高校卒業後、いとこで俳優のリップ・トーンを頼りにニューヨークへ引越し、アクターズ・スタジオやリー・ストラスバーグ・インスティテュートで演技を学びながら、モデルや歌手として活動する。1972年の「ブラック・エース」で映画に初出演し、テレンス・マリック監督作「地獄の逃避行」(73)のヒロイン役などで注目を集める。ホラー映画「キャリー」(76)で超能力少女を熱演しアカデミー主演女優賞に初ノミネートされ、「歌え!ロレッタ 愛のために」(80)で同賞を受賞した。その後も「ミッシング」(82)、「ザ・リバー」(84)、「ロンリー・ハート」(86)、「イン・ザ・ベッドルーム」(01)でオスカー候補となった。その他の出演作に、映画「JFK」(91)、「美しい人」「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(11)、「ジ・オールド・マン・アンド・ザ・ガン(原題)」(18)、TVシリーズ「ブラッドライン」など。