ジェニファー・ローレンス、女性監督の共通点は「過剰な指示をしないこと」
2025年11月10日 21:00

オスカー女優のジェニファー・ローレンスが、主演最新作「Die, My Love」のリン・ラムジー監督の演出方法や、女性監督と男性監督の違いについて米Vultureに語った。
同作を手がけたのは「ビューティフル・デイ」「少年は残酷な弓を射る」の名匠リン・ラムジー監督。ローレンスは「女性監督の共通点は、過剰な指示をしないこと」と述べ、現場でのアプローチの違いを率直に明かした。
ローレンスは「男性監督の中には、自分が映画を撮っていると感じさせようとするタイプがいる」と発言。「実際には何も進まないのに、ただ煩わしいだけのこともある。“オータ―”という言葉を聞くと、私は『コントロールしたがる』『神経質』という印象を持つ」と率直に語った。
これに対して、ラムジー監督については「まったく逆だった」と撮影を述懐。「彼女は音楽や雰囲気、会話を通して世界を作り上げ、私たちが同じ方向を向けるよう導いてくれた。そこからは少し離れて見守るだけ。彼女の姿が見えない時間にこそ、面白いことが起きた」と振り返っている。
ラムジー監督自身も米Vultureの取材に対し、「俳優を信頼することで魔法のような瞬間が生まれる」とコメント。「ときにはテイクを長く回して、その中で生まれる不安や戸惑いを見守る。家の中を自由に動いてもらい、偶然の動きから怒りや感情が立ち上がる瞬間を捉える」と、即興を重視する演出スタイルを明かした。
本作は、アルゼンチンの作家アリアナ・ハルウィッツの同名小説を原作とする心理ドラマ。出産後の孤独と絶望に苛まれ、狂気に陥っていく女性グレース(ローレンス)の姿を描く。共演はロバート・パティンソン、ラキース・スタンフィールド、ニック・ノルティ、シシー・スペイセクら。
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