サルマ・ハエック
メキシコ出身で、実業家の父とオペラ歌手の母をもつ。幼少期から女優に憧れ、デビュー翌年に主演したソープオペラ「Teresa」(89)で一躍メキシコのスターに。ハリウッドへ移り、言葉の壁やステレオタイプの役柄に苦労しながらも、ロバート・ロドリゲス監督によって抜てきされた「デスペラード」(95)のヒロイン役でブレイク。「フロム・ダスク・ティル・ドーン」(96)や「ワイルド・ワイルド・ウエスト」(99)などの話題作に出演し、主演と製作を務めた「フリーダ」(02)はアカデミー主演女優賞をはじめ6部門でノミネートされた。人気TVシリーズ「アグリー・ベティ」(06〜10)では製作総指揮を担当。「刺さった男」(11)、「野蛮なやつら SAVAGES」(12)、「五日物語 3つの王国と3人の女」(15)などヨーロッパ映画でも活躍し、マーベル・スタジオが新しいヒーローチームを描いたアクション超大作「エターナルズ」(21)ではヒーローのひとり、エイジャック役を務める。