佐々部清
山口県下関出身。明治大学文学部演劇科卒業後、横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)に学ぶ。84年から崔洋一や和泉聖治、降旗康男、杉田成道らの映画やTVドラマで助監督を務める。監督デビュー作「陽はまた昇る」(02)は日本アカデミー賞で優秀作品賞を受賞。横山秀夫原作のベストセラー小説を映画化した「半落ち」(04)は同賞の最優秀作品賞と優秀監督賞、優秀脚本賞を受賞した。その他の監督作に「出口のない海」(06)、「日輪の遺産」「ツレがうつになりまして。」(ともに11)などがある。「チルソクの夏」(03)、「カーテンコール」(05)、「夕凪の街 桜の国」(07)では脚本も手がけている。