チルソクの夏

劇場公開日

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解説

日本人の女子高校生と韓国人の男子高校生との、淡い恋の行方を描いた青春ドラマ。監督・脚本は「半落ち」の佐々部清。撮影を「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 EPISODE1」の坂江正明が担当している。主演は「ピンポン」の水谷妃里。2003年日本映画監督協会新人賞受賞、文化庁映画芸術振興事業、文部科学省選定、青少年映画審議会推薦作品。

2003年製作/114分/日本
配給:プレノンアッシュ

ストーリー

1977年7月7日、釜山で行われた下関と釜山の親善陸上競技大会に、親友の真理、巴、玲子と共に出場した高校2年生の郁子は、同じ種目の韓国人青年・安大豪と恋をし、来年また大会で会おうと、チルソク(七夕)の約束を交わす。以来、ふたりは文通を通して絆を深め合うが、郁子の両親は韓国人との交際にいい顔をしない。それは、安の家族も同じことだった。やがて、安の手紙は途絶えるようになり、彼の母から文通を止めて欲しいとする旨の手紙が送られて来た。気落ちし、練習に身が入らなくなってしまう郁子。しかし、真理たちに励まされた彼女は、一年後、下関で開かれた大会で安と再会を果たし、楽しい一時を過ごす。そして、大学進学と徴兵を控える彼と4年後の再会を約束して別れるのだが、その後、それぞれの人生を歩き始めたふたりが会うことはなかった……。2003年、バブルの崩壊などで一時中止されていた大会が、10年振りに開催された。今は体育教師となり、大会の運営に携わっていた郁子は、そこで安と再会する。

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映画レビュー

4.0カルメン77

kossyさん
2021年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 「来年のチルソク(七夕)に会う」ことだけが彼女たちの願い。携帯もメールもない、今から見れば不便な時代に、これだけ純粋に高校生活を送った彼女たちに乾杯。「S・O・S」「あんたのバラード」「カルメン’77」とハートをわしづかみされっぱなしだった!

 土曜日、映画祭ということで中高生もかなり多く満席。画面には主役の女の子たち、「ん?三田寛子か?」と思ってよく見ると、彼女が主役の水谷妃里嬢。中高生の観客はわかんないでしょう・・・「Aを狙ってんだ!」という樹里嬢の言葉に中高生が「Aって何?」とざわついた(笑)・・・わかんないことだらけなのね。そして「38度線」「戒厳令」「日本人嫌い」と、このテーマが出てくると、中高生諸君はさっぱりわからないのでしょうね・・・(そんなことで騒ぐな!うるさい!静かに見てろ!)。

 無理もない話なのだ。思うにこの映画、中高生たちを啓蒙するための要素がかなり入っているように取れるのです。今でこそ韓流ブーム、日韓友好、サッカーのワールドカップと、仲良くしているのだから、20数年前における韓国人の日本に対する思いなんてわかりませんよね。で、中高生たちがわかりやすかったのは「韓国の女性って皆レズ?」とか、『幸福の黄色いハンカチ』だったようだ。しかも、山田洋次監督のこの映画のシーンでは、中高生たちがすすり泣いていた(学校で鑑賞会でもあったばかりなのかな?思い出しちゃったの?)。

 映画としてのストーリーの組み立ても、さすが佐々部監督、脚本とも気持ち良かった。「5センチバックして」と「5番ゲート」の微妙な伏線も効いていたし、白黒とカラーの使い方も良かったです。映像では、緩やかなカーブのついた下り坂の商店街が良かった・・・『列車に乗った男』にもこのような商店街があった。

 難点は、時代考証の小物。マジソン・バッグやスヌーピーも見たかったし、白黒テレビを見ている家庭にしては電子レンジが置いてあったり、カラオケはまだピークを迎えていない時代だったという、細かな点が残念。当時はまだ8トラックのカラオケの時代です。

【2004年11月映画館にて】

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kossy

4.5【”日韓の若き高校生のスポーツを通じた恋愛に、二国間の哀しき歴史が影響を及ぼすのはオカシイよ!、彼ら、生まれてないじゃないか!】

NOBUさん
2021年9月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

ー 作品の存在は知ってはいたが、初見である。
  しかも、主演は上野樹里さんだと、勝手に思っていた。
  けれども、主演は水谷妃里さんという、何となく橋本愛さんに雰囲気が似ている素敵な女優さんであった・・。ー

■感想
 ・日韓の政治的な問題が長く続く中、下関と釜山が友好関係の都市であった事。そして、1970年代から、「関釜陸上競技大会」が、代々続いていた事に驚いた。

 ・その大会に出る、日韓の高校生達の姿。
 ”韓国は日本への対抗心が凄いから・・、良く分からんけど・・”
 という、言葉。
 ー 日韓の歴史の軋轢は、何時になったら、解消するのであろうか・・。ー

 ・そんな中、高跳びに出場する郁子(水谷妃里)のジャンプを観ていた安君からのアドバイス。
 ”ファイブ・センチメートル・バック”
 そして、バーをクリヤーする郁子の姿。
 ー 素晴らしいアドバイスを贈ってくれた同年代の男子は、国籍の隔たりがあっても、気になるよね!ー

 □安君の、日韓の壁を越えた郁子との”ロミオとジュリエット”シーン。
 ”イクコ、オハナシシヨウ・・”
 トイレット・ペーパーに郁子が書いた、住所。
 ー もっと、ちゃんとした紙はなかったのか!等と、突っ込みつつ、魅入られたシーンである。ー
 ”七夕知ってる?”
 ”チルソク!”

<日韓の、歴史的な負の遺産は、未来永劫続くのかもしれない。
 だが、佐々部清監督のオリジナル脚本である、今作の様な素晴らしき映画が製作され続ける事で、その負の遺産が少しでも氷解していく事を願ってしまった作品。
 安君と、郁子の十数年ぶりの邂逅のシーンは、物凄く心に沁みます・・。>

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NOBU

4.0韓国との架け橋になって欲しい

2021年5月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

幸せ

日韓関係をいい方向に持って行くために、下関と釜山の市民の陸上競技大会があったことをこの映画で知った。しばらく途絶えていた大会が再開したというが、平和への架け橋になって欲しいと切に思う。韓国との関係、日本での差別、戦争によって分断された北と南。いろんな映画に描かれているが、語りべとしていい作品を残していって欲しい。

佐々部監督のご冥福をお祈りいたします。

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かずジー

3.0公開後に学校上映されていた。

2020年8月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

2005年頃の徳島県内の高校生はこの作品を学校で視聴した人が居たと思う。
公開時は今ほど嫌韓が進行しておらず、ヘイトも感じにくかったが、今見ると偏見の目で観てしまいそうなことに恐ろしさを感じる。
一昔前の親父の山本譲二とか、今居たら非難轟々だろうなぁ。
手紙の文通で怒るんだから、どこに嫁行っても怒りそうだよ(笑)
韓国陸上の男子と小さな町の陸上女子の細やかな恋心を描きつつ、現実的には受け入れられ難い韓国との関係性を差別的として見ることも出来るが、それ以外の同級生たちも活発に生きており、ラストの歌を歌いながらの登場は、過去を思い返していくのみで物悲しかった。

嫌韓が進んだ現在ではこの作品も扱いづらいのかも知れない。昔は感じなかったヘイトの風を今は強く感じるので寒々とする世の中になりつつある事を実感する。

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うにたん♪(コロナが当たり前の世界)
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