ツレがうつになりまして。
劇場公開日:2011年10月8日
解説
実写ドラマ化もされた細川貂々の同名コミックエッセイを、「半落ち」「夕凪の街 桜の国」の佐々部清監督が映画化。実直なサラリーマンの夫に頼りきりだった漫画家の妻が、夫のうつ病発症をきっかけに、夫婦の関係を見つめ直していく姿を描く。2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」でも共演し好評を博した宮崎あおいと堺雅人が、同ドラマ以来約2年半ぶりに強いきずなで結ばれた夫婦を再び演じる。
2011年製作/121分/G/日本
配給:東映
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2023年1月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
うちもツレが躁鬱になってしまって、これはHuluで観れると知って観た。
鬱より躁鬱のほうが重いらしく、自死の可能性も大きいらしいので、我が家の暮らしに比べると、この作品はまだ羨ましいほうに見えてしまうのは不思議なもんで…。
でも、非常にわかりやすく映し出されてて、多くの人に観てもらいたいのは山々なのだけど、でも結局こういう作品を観たとて鬱への偏見は拭えない現実にもどかしさはある。
私にも持病があるのだけど、やっぱりたまにTVなどで特集されてても、みんな「あぁ可哀想に…私はこの病気じゃなくてよかった」くらいにしか思ってくれないのが世の現実なのである。
世の中には病人には「可哀想」という感情はあっても、「助けてあげたい」までは思わないもんです。
差別もそうです。
自分がやられて初めて気持ちがわかるんですよ。
この世、特に日本ではほとんどがブラック企業と言われてます。
この病にかかってしまう人が後をたたないのに、鬱になったヤツはそいつの運が悪いくらいにしか思ってない国民です。
働け働け!!って奴隷のように扱い、楽して金儲けしたいが為に従業員に働かせる経営者が多すぎる。
そんなヤツはこの映画観ても、何も学ばないんだろうな…。
だから、これくらいのハッピーエンドっぽい感じで終わらせるしかないのかもしれないですね。
あんまり暗くしてもしょうがないからね。
2023年1月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
「ハルさん、今日は心配かけてごめんね。大切なものって、いつも近くにあって、変わらないのに、時々どこにあるのかわからなくなってしまう。
よく見れば手の届くところにあるのに、失くしてしまったと勝手に思ってしまう。
僕にはあなたがいる。すぐ隣にあなたがいる。そのことに、今日気づいた。」
「風が気持ちいいね-。」
宮崎あおいがキュート。
NHK BSプレミアム
この作品も以前に鑑賞したんですが、身につまされるお話でした。
宮崎あおいさん演じる晴子さんの“頑張らなくても良いんだよ”という言葉がとても心に響きました。
鬱になってしまった事自体は決して喜ばしい事ではありませんが、幹夫さん、晴子さんのような女性が伴侶で幸せですよね。
自分のような独り者だったらどうにもならないですからね。
もう少し力を抜いて生きていこうと思えた作品でした。
2022年11月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
映画のタイトルとは裏腹に
ほのぼのしながらも
シリアスで辛いことがいくつもあり
観るのにちょっと覚悟が必要な映画だったな
というのが感想です。
周りも本人もうつから抜け出そうと
がむしゃらになると
身が持たない。
だから
頑張りすぎない。
一時の落ち込んだ感情に振り回されない。
ありのままを受け入れて
絶望せず
今を大切に生きていくことなのかな
と思いました。