クライブ・オーウェン
ジェームズ・ボンド役の候補にも挙がったことがある英俳優。13歳から演劇を始め、王立演劇アカデミー卒業後「ブルーム」(90)でスクリーンデビュー。TVドラマ「Chancer(原題)」(90~91)で英国内の人気を高め、映画「ルール・オブ・デス カジノの死角」(98・日本劇場未公開)で国外からも注目を集める。「ボーン・アイデンティティー」(02)を経て「クローサー」(04)でゴールデングローブ助演男優賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされた。「キング・アーサー」(04)ではタイトルロールを演じ、「シン・シティ」(05)や「インサイド・マン」、「トゥモロー・ワールド」(ともに06)など米国の話題作にも出演。以降もアクションやサスペンスを中心に主演俳優として活躍している。紀里谷和明監督のハリウッド進出作「ラスト・ナイツ」(15)でも主人公役を務め、「ジェミニマン」(19)ではウィル・スミスと共演した。