ギャスパー・ウリエル
12歳の頃から俳優として活動し、2001年の「ジェヴォーダンの獣」で映画デビュー。その演技でアンドレ・テシネ監督に見いだされ、「かげろう」(03)でエマニュエル・ベアールの相手役に抜てきされる。続くジャン=ピエール・ジュネ監督作「ロング・エンゲージメント」(04)ではオドレイ・トトゥと共演。「ハンニバル」シリーズ第4弾となる「ハンニバル・ライジング」(07)でレクター博士の青年期を演じ、国際的な注目を集めた。その後、フランスの天才デザイナーの生涯を描いた「SAINT LAURENT サンローラン」(14)で主演を務め、グザビエ・ドラン監督作「たかが世界の終わり」で仏セザール賞の最優秀男優賞を受賞した。その他の出演作に、ニキ・カーロ監督作「約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語」(09)、リリー=ローズ・デップ共演の「ザ・ダンサー」(ともに16)など。