キム・ミニ

韓国・ソウル出身。1999年、スカウトされたことをきっかけにモデルとして芸能活動を開始。韓国でスターの登竜門とも呼ばれるKBSドラマ「学校」シリーズの第2作「学校2」(99)で俳優デビューし、翌年にはイ・ジョンジェと共演した日韓合作のラブストーリー「純愛譜 じゅんあいふ」(00)でスクリーンデビューする。
TVドラマ「兄嫁は19歳」(04)や「グッバイ・ソロ」(06)などで経験を積み、2007年に主演を務めた映画「お熱いのがお好き」で百想芸術大賞(映画部門)女性最優秀演技賞を受賞。映画「火車 HELPLESS」(12)、「恋愛の温度」(13)、「泣く男」(14)などを経て、韓国で話題を集めたパク・チャヌク監督作「お嬢さん」(16)で青龍映画賞主演女優賞を受賞する。
15年、映画「正しい日 間違えた日」で初タッグを組んでから、ホン・サンス監督と公私にわたるパートナーに。「夜の浜辺でひとり」(17)では現代社会に生きる新しいヒロイン像を演じきり、ベルリン国際映画祭で韓国人俳優初となる主演女優賞を受賞した。その後も「それから」「クレアのカメラ」(ともに17)、「草の葉」「川沿いのホテル」(ともに18)、「逃げた女」「イントロダクション」(ともに20)、「小説家の映画」(22)、「水の中で」「私たちの一日」(ともに23)など、ホン監督作に多数出演。25年4月には、ホン監督との間に男児が誕生している。