ジャンティ・イェーツ

ファッション業界でのキャリアを経て、ジャン・ジャック・アノー監督の「人類創世」(81)で映画の衣装部門に初参加。英国製ダークコメディ「Bad Behaviour」(93)で初めて衣装デザイナーとしてクレジットされる。リドリー・スコット監督作「グラディエーター」(00)でアカデミー賞衣装デザイン賞を受賞して業界の注目を集め、同監督の「ハンニバル」(01)でも衣装を担当。
リドリー・スコット組の常連として同監督とは「アメリカン・ギャングスター」(07)や「ロビン・フッド」(10)、「プロメテウス」(12)、「オデッセイ」(15)、「最後の決闘裁判」「ハウス・オブ・グッチ」(ともに21)などで協働している。そのほかの衣装を手がけた作品に伝記映画「五線譜のラブレター DE-LOVELY」(04)や「マイアミ・バイス」(06)などがある。